驚異のスピードで秋葉原グルメを制覇する“ガジェット通信”ですが、あえて言おう!
「別にチェーン店も嫌いじゃなくってよ!」
筆者(YELLOW)的には大手のチェーン店なんか放っておいても、それなり売り上げ伸ばしてると思うので特に熱を上げる必要性を感じないのですが、やはり世間一般ピープル的にはコスパに優れて誰にでも入りやすいチェーン店は魅力的かもしれません。
しかし!
よしんばチェーン店とタイアップして“ウハウハ”したい未来の自分も否定出来ませんが、そんな生温い記事を書いたところで“聡明な読者”には響かないのも事実であり、コアな層を選ぶか金を取るかの二択となる可能性は否めません。
『ごま味噌冷し』を所望する!
というわけで、最終的には“一人の消費者”として自分のお金を使って食べたいメニューを食べちゃう方向でどうでしょうか?。
結果、あまりチェーン店はレポらない筆者ですが、この『ごま味噌冷し』だけは食べたい衝動を抑えられません。
まず、夏と言えば冷たい食べ物を欲するシーズンですが、ぶっちゃけ普通の“冷やし中華”的な何かは、甘酢というかアレ系な味ばかりでイマイチ気分が乗らない筆者です。
昨今のラーメンの進化を考えると、冷やし中華も進化して良さそうな気がするのですが、頑なに姿を変えない事“TUBE”の如しです。
もう、お前ら全員“冷やしラーメン”に滅ぼされてしまえと、腹黒く考えている筆者ですが、あえて言おう!
「冷やし中華も胡麻ダレだけは許す!!!」
『ごま味噌冷やし』を食す!
というわけで、個人的にスゲー気になるメニューだったんだけど、ちょっと大手だからディスったら営業的にマズいんじゃね?みたいな、軽いビビりが入って遠慮していたのですが、とりあえず食べてみる事にします。
っていうか、その前に配置を変えて美味しく見える様にしておきましょう。
まず、見た目は非常に“叶姉妹”すなわちゴージャスな装いであり、これが税込み530円と言うのは非常にお得な予感です。
若干、ワカメという“かさ増し要員”の是非は賛否が問われる案件ですが、これだけ揃っていれば問題ないでしょうか?
まあ、いわゆる冷やし中華的な具材は安定感があり、誰もが予想出来る味に収まると思います。
麺量はまあまあ多いかも?
ラーメンで言えば中盛り、麺1.5玉って感じでしょうか? ボリューム的には多からず少なからずって塩梅でして、程よいボリュームかと存じます。
麺の味は……ま、まあ普通でしょうか?
いわゆる冷やし中華に使う中華麺的な雰囲気でして、若干“小麦粉”の風味は弱いものの加水率高めで喉越しの良い麺は、この『ごま味噌冷し』に合っていると思われます。
『ごま味噌冷し』のスープは胡麻の味がする!
まさに予想通りの味でして、期待を裏切らない完成度の高さは流石です。
強いて言うなら、ちょっとスープのブリックスと言うか粘度が足りないので、加水率高めの麺ではスープを運び切れない可能性があります。
もっとも、お年寄りにはこのくらいがベストな可能性もあるので、そこはチェーン店ならではの“万人向け”に振った方向性って事で納得しましょう。
結局、全部ブチ込んじゃう件の是非
どのように食べるか3秒悩んだのですが、やはりスープに全部入れるのが正解かと存じます。かなり大雑把な食べ方ですが、具がランダムで口に入るので毎回微妙な味の変化が生まれます。
具の方もボリュームがあるので、なかなか食べ応えがありますね。
『ごま味噌冷し』の味に関しましては、期待通りの味であり最後まで非常に美味しく頂けました。
ご馳走様です!
『ごま味噌冷し』 総評
まあ、味に関してはみなさんの予想通りの味に収まっていると思います。
期待を裏切れられる事は無い反面、逆に“超美味しい!”みたいな感動も訪れる可能性は低めで御座います。
しかし!
このベーシックスタンダードと呼べる“誰が食べてもそこそこ美味しい”みたいな味付けは、ある意味チェーン店の目指すところではないでしょうか?
そう言った意味で言えば、非常に完成度の高い『ごま味噌冷し』だと思います。
この味とボリュームで530円であればランチとして十分足りるので、時間に追われる人には有り難い存在かと存じます。
強いてディスる要素があるとすれば、この『ごま味噌冷し』(530円)と『餃子』(210円)のセットが730円と、お得感に欠ける事でしょうか?
「単品価格より10円お得!」
とか、アピールする必要があるのでしょうか?
よしんばセットで100円引きなら猛烈アピールも可ですが、10円とか誤差みたいなものなので黙っとけやと思う人も少なくないと思います。
というわけで、特別感は無いものの、暑い日に食べたくなる『ごま味噌冷し』を、是非みなさんも試してみて下さい。
『日高屋』秋葉原駅前店
住所:千代田区神田佐久間町1-15川初ビル
営業時間 10:00~翌3:30
定休日:年中無休