『Wantedly』と言えば、スタートアップご用達の採用媒体
スタートアップがエンジニアや初期メンバーを採用する媒体として定着してきた感があるWantedly。
最近は大企業の掲載も目立ちます。
私の会社では、札幌という物理的なアドレスと、セールス職の募集メインということでフィット感がないかと思って今まで利用していなかったのですが、
同業者の「セールスも『Wantedly』で意外と採れるよ!」という情報をもとに、募集広告の掲載をしてみることに。
その結果、採用はできなかったのですが(笑)、”サービス内での露出を強めるアクション”を徹底することで地方の中小企業でもランキング1位を獲得することができる、
ということが実証できたため、『Wantedly』でのランキング上位獲得のコツをお伝えします。
『Wantedly』の特徴2点
『Wantedly』にはかなり特徴的な点があります。
まず1点目は、ソーシャル(特に『facebook』)との連携が強く、ユーザーの”応援”というアクションによって掲載順位=露出の強度が決まる点。
そして2点目は、一般的な求人広告のように給与や勤務時間などを掲載する欄はなく、企業のミッションやチームのメンバーの紹介によって応募を募る点です。
この2つの特徴を捉えた戦略をしっかり立てることで、広告予算を大きく使えないスタートアップ企業でも、工夫や努力で上位表示が狙えます。
後者の記載内容については、「決められたルール内で良いものを書くように頑張りましょう」という感じですので、問題はいかに応援を集めるかと言えそうです。
経験則上では、100人以上の応援を集められれば、かなり上位に表示されると思います。
※今回『ファーストコネクト社』では150強の”応援”を獲得し、1位表示の結果2,500以上のPVを獲得
上位表示させるため(に応援数を増やすため)の作戦
直接メッセージで応援を依頼
まずは、直接メッセージで依頼することがポイントです。
『facebook』で「みなさん応援してくださいね~」と書いて自分のウォールでシェアするだけではアクションしてくれなくても、直接お願いしてくれればアクションしてくれる人は少なくありません。
交通事故などの際に、野次馬に「誰か救急車呼んでください!」といっても誰も動かないので、特定の人に向かって「そこのアナタ、救急車呼んでください!」とお願いするべきと言いますよね。
応援についてもメッセージアプリなどを活用し、「○○さん、ウチの求人を応援してください!」と直接お願いしましょう。
これを社内の何人かが実行できると、かなりの応援が集まります。
社員に毎日応援してもらう
社員に”応援”してもらうことが最も確実で、簡単なことです。
全社員とはいかない会社もあるでしょうが、なるべく多くの社員に協力を仰ぎ、1日1回確実に応援してくれる”票田”を手に入れるかどうかは大きな分かれ道です。
作戦成功のためのポイント
『Wantedly』はソーシャル連携の求人サービスですので、いかに”人を巻き込むか”というところが勝負ですが、
まず最初に巻き込むべきは身内である社員です。
そのためには、”いかに採用が重要なことなのか”を日ごろから全社員に伝えるとともに、”会社にとって重要なことには部署や役職に関係なく協力しあう”という企業文化が必要です。
そして最後に人事担当者(あるいは経営者)が、ハッキリと協力を依頼することによって、会社の規模以上の注目を集めることができるはずです。
【画像について(上から)】
画像1:『Wantedly』
https://www.wantedly.com/
画像2:『Wantedly』(2016年6月20日現在)
https://www.wantedly.com/companies/ranking
画像3:『ぱくたそ』
https://www.pakutaso.com/20160401116post-7731.html
画像4:『GAHAG』
http://gahag.net/000216-hand-business/
画像5:『ぱくたそ』
https://www.pakutaso.com/20131219338post-3564.html