「プライベートジェット」と言うと富裕層の乗り物という感じです。会社社長、セレブ、タレント、スポーツ選手などが仕事や遊びで使っているという感じです。「機材」も新品なら20億円、中古機体でも1億円程度と一般庶民が手を出せる金額ではありません。でも、富裕層も常にジェットを乗り回している訳では無く、多くの時間は駐機されており使われていないことの方が多いです。この、使われていない時間にジェットを貸し出すマッチングをするサイトが『Jet freely』です。
ネットで簡単に空いているジェットが見つかります
まず、Jet Freelyのサイトにアクセスすると、プライベートジェットのイメージショットのスライドショーが表示されます。 その下に検索欄に条件を入力しますが、とりあえずよく分からないので、最初に入っている、「アメリカ合衆国、一人」という条件で検索しました。
三件ヒットしました。 値段は32万円から48万円です。 意外に安い? でも、落とし穴があります。 まず、この単価は1000km当たりの単価で、距離が伸びれば値段は当然上がります。 また、条件で入れたアメリカ合衆国での検索のため、日本発では無いと考えます。 仮にニューヨークとロサンジェルスを往復した場合は片道3936キロ、往復で8000キロなので、一番安い条件でも32万円×8で256万円です。 適当に通常便の往復フライトを検索したら約9万円との事でした。
日本発という条件では登録が無かったですが、1000kmが32万円と考えると、東京ーニューヨーク間は往復22000kmなので、費用にして704万円で使えそうです。(私の勝手な計算です、当然、その他経費などが必要だと思われます)
窓口が出来ただけでも大きな進歩かも?
ファーストクラスより高く、現実的では無いプライベートジェットですが、一応見積もりが出来る窓口が一般人にも公開された事は大きいと思います。 プライベートジェットを所有することは予算や知識的に無理でも、とりあえずお金だけを準備すれば誰でも乗ることが出来る機会は出来たのかなと思います。
サイトの説明を読むと、申し込み後、ジェットを所有している個人や企業から詳細な連絡があるとのことです。
プライベートジェットを所有している人は提供も出来ます
『Jet Freely』はマッチングサイトなのでサービスの提供も出来ます。 もし、プライベートジェットを持っているが、駐機時間の方が長くて困っていると悩んでいる人は是非、右上の「ジェットを登録」をポチってみて下さい。
登録方法はソーシャルゲームやSNS連携のサービスにアカウントを作るノリに近いですが、違うのは動く金額だと思います。
筆者は新規サービスが登場すると冷やかしでもアカウントを作成していますが、今回の『Jet Freely』は希望的に考えても利用できる予算やシーンが思いつかないので登録していません。 幸い、登録していなくても検索は出来るので興味のある人は是非どうぞ。
※画像は jet-freely.com および Google mapsから
プライベートジェット、自家用・ビジネスジェットのシェアリングサイトjet-freely
http://jet-freely.com/ja/[リンク]