38歳女性が処女であることを公開し、ネットで公務員などを対象に婚活

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広い中国にはいろいろな人がいるなという記事だと思っていただければという記事です。かなり話題になったようで、いろいろなメディアが紹介しておりましたが、『大河網』が一番わかりやすかったので、まずはこの記事(“贞操女神”幕后策划人浮出水面 网友不解)に基づいて紹介させていただきます。

1 「貞操女神」の条件

主人公は38歳の女性の方で、自分を「貞操女神」と称して、マイクロブログで結婚相手を募集したというだけの話ですが、いろいろ条件をつけていたので話題になったというものです。

まず、この方のウリは武漢大学の修士で、処女ということです。何でも病院で発行したもらった処女証明書をネットで公開したことが大きな話題となりました。

更に結婚相手にいろいろ条件をつけたことがこれに輪をかけました。彼女が提示した条件というのが以下のようなものです。

1、まじめな方、共産党員優先。
2、正規の職業を持っており、婚姻歴がない方、公務員優先。
3、40歳以下で、修士以上の学歴を有する方。
4、婚前交渉は禁止。
5、結婚後も3年間は性生活はなし。期間満了後、夫婦生活を行う。
6、童貞優先。

1~5はどれも不可欠。その気がある方は伝言をお願いします。

 

2 彼女の主張

これがネット上で話題になったので、記者が取材に来て、いろいろ話を聞いて記事にまとめたといういつものパターンです。

「共産党員優先」としたのは共産党に入党するためにはいろいろ試験があり、人格的も問題ないと思えるからで、「公務員優先」と書いたのは、公務員は結婚相手の婚前行為を重視するからだと述べております。

「婚前交渉禁止」「結婚後3年間・・・」は、これこそが人を判断する最も速い方法で、自分を愛してくれるのなら、この位の要求に応えることができるはずだとしています。

日本でも「婚活」でこんなにひどい女性に出会ったという話がネットなどで流されることがありますが、基本的にそれと同じレベルのもので、まともに考えれば、勘違い女の高望みというだけの話かと思います。

3 ネットで有名になる方法

『平凉热线』がこれを受けて大変興味深い記事(贞操女神征婚三年不同房!贞操女神征婚遇中意男或放弃考察!)を掲載しておりました(長い記事ですが、興味を覚えたところをまとめると以下のような感じです)。

現在では有名になるのは大変なことだが、有名になる1つの方法として裸になる(全てをさらけ出す)という方法がある。

もう1つは、他人が(恥ずかしくて)言えないようなことを言うことである。今回38歳の女性が自分は処女だと公開するのはこれにあたる。

「貞操」という言葉は極めて敏感な言葉で、なくてはならないものだが、いつまでも守っていれば良いかというと疑問だ。

それを自分の名前とし、前面に押し出してくるのは如何なものか。しかも同時に「童貞」「共産党員」「公務員」などの話題になりやすい単語を使ってくるのは話題になりたかったからではないか。

 

4 個人的感想

実際、かなり話題となったのは間違いないようです。しかし、当然のことながら、かなりの反感も呼ぶこととなり、「高望みしすぎだ」、「どこにそんな男性がいるのか」という意見も寄せられたということです。

中には嘘か本当かわかりませんが、彼女の名前で「処女というのは嘘で、実際は自分は結婚していたが、夫の暴力が原因でわかれた」という書き込みがなされたというものも存在します(贞操女神涂世友自爆处女证作假 贞操女神竟结过婚)。

これまでも中国のネタというかツリについてはいろいろ言及してきておりますが(「金持ちの息子」の言葉を信じた慈母「金持ちの息子」の言葉を信じた慈母2)、明らかにこれもその1つで、ここまでして有名になりたいかというのが私の偽らざる気持ちです。

 

写真は『文匯網』のスクリーンショット

http://sh.wenweipo.com/?viewnews-5495

 ブログ『政治学に関係するものらしきもの』を運営しております。  専門は国際政治(主に日中関係)で、博士課程中退(正式に手続をとったわけではないのですが、たぶんそうなっているでしょう)。  ただ、基本的に雑食系ですので、特に専門にこだわらずにやっていきたいと思っております。

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