町田市(ほぼほぼ東京都)のシバヒロで開催中の『大つけ麺博プレゼンツ 最強ラーメンFes,』も最後の第四陣で御座います。
日本各地から集まった最強ラーメン店が毎週10店舗入れ替わるので、通い詰めれば”40の美味しいラーメン”を食べる事が出来るビッグイベントです。
『らーめんstyle JUNK STORY』
大阪からやってきた『らーめんstyle JUNK STORY』は濃厚鶏白湯ベースの『濃厚たまり醤油の旨味鶏つけそば』のダブル炙り肉バージョンで勝負です。
町田ではあまり食べる機会のない鶏白湯のスープですが、豚骨と並び人気の鶏ガラを使ったスープなので、需要は高いと思います。
『濃厚たまり醤油の旨味鶏つけそば』を食す!
最初に目を惹くのは豪快に盛られた2種類の炙りチャーシューですね。鶏の手羽元と豚のロースですが、麺の上に飾られているのでインパクトがあります。
スープの方もかなり濃度の高そうな鶏白湯で、まさに“肉食系のつけ麺”として荒ぶるビジュアルに期待が高まります。
食べやすい太ストレート麺
加水率高めの太ストレート麺は、極太麺ほどの重量感はありませんが、逆に適度な食べ応えと食べやすさを両立させている、非常にバランスの良い麺ですね。
最近は麺がどんどん太くなる傾向がありますが、一般の人から見ると「麺が太すぎる」と言う意見も少なくありません。
濃厚な鶏白湯スープとの相性も良し!
鶏の旨みを凝縮した鶏白湯スープに、たまり醤油を使ったタレを加えたスープは、たまり醤油ならではの複雑さを醸し出しています。
たまり醤油は甘さもあるので、それが普通のよりもスープに深さを与えているのです。
ブリックス(濃度)も非常に高いのでスープの運びも良く、つるつるした太ストレート麺に良く絡みます。
まさにオーソドックスな”つけ麺”のスープで、誰にでも食べやすいベーシックスタンダードとして万人におすすめ出来ます。
ポイントは炙り肉!
麺とスープは可もなく不可も無い普通な感じですが、この二種類の炙りチャーシューが加わると、途端に『らーめんstyle JUNK STORY』らしさが出て来ますね。
当然、この炙りチャーシューも“たまり醤油”をベースにしたタレで焼いていると思われ、その香ばしさは通常のチャーシューにはない個性を出しています。
今は“低温調理”で仕上げられた、柔らかくジューシーなチャーシューが主流になりつつありますが、何気に“豚の生姜焼き”を彷彿させる系統のチャーシューも増えつつあります。
やはり日本人にとって“豚の生姜焼き”は、遺伝子レベルでストレートに美味しいと感じられるので、今後はより増えるかもしれないですね。
『濃厚たまり醤油の旨味鶏つけそば』総評
喉越しも良く食べやすいストレートな太麺、鶏白湯の濃厚なスープと非常にオーソドックスな『濃厚たまり醤油の旨味鶏つけそば』ですが、つけ麺としてのポテンシャルは高いですね。
さらに二種類の炙りチャーシューが加わる事で、よりガッツリ系の重厚な“つけ麺”になりますが、誰にでも食べやすいと言う点は変わりません。
つけ麺初心者にも優しく、つけ麺上級者も満足させる『濃厚たまり醤油の旨味鶏つけそば』は、是非ともこの機会に食べてみて欲しい一杯だと思いました。
『最強ラーメンFes,』公式サイト
http://dai-tsukemen-haku.com/ [リンク]
『最強ラーメンFes,』会場、『町田シバヒロ』地図