新種のウイルスではありません。ダイヤモンドより硬い物質が開発されました。画像はノースカロライナ州立大学の研究室が発表した、その物質の拡大図です。名前は『Qカーボン』。カーボンという名の通り、元はダイヤモンドと同じ炭素のようですね。
ダイヤモンドといえば高級な宝石として有名でしょう。女性たちが憧れる貴金属のひとつですよね。それだけではありません。工業用ダイヤモンドでは金属加工などのドリルやヤスリとして利用されています。
さて、この「Qカーボン」。実用化まではどれくらいの時間がかかるのかは分かりません。ただ、さまざまな用途の可能性が考えられます。おそらく重要なのは熱に対する強さでしょうか。炭素は燃えますからね。
将来、工業用としては手術などのメスに使われるのでしょうか。おそらく、こちらがメインとして実用化されていくはずです。「Qカーボン」の指輪とか出てくると面白いです。お値段は知りませんが、ダイヤモンドより輝きも良いと書いてあり、人気になるかもしれません。
「わたし、プラチナやダイヤモンドなんて要らないわ。流行のQカーボンでお願いね」なんて時代がやってくるのでしょうか。なんか、男性たちにとっては良い発明かどうか複雑な気分ですよね。
※画像は『NC State News』(ノースカロライナ州立大学オフィシャルサイトニュース)より
https://news.ncsu.edu/2015/11/narayan-q-carbon-2015/ [リンク]