11月の後半の連休なのにまだ青葉が目立つ
筆者は毎年、11月後半の連休は紅葉の撮影に大津・京都の名所を巡るのですが、紅葉がピークを迎えているはずなのに、青葉が目立つ場所が多いのです。
画像は本日11月21日、滋賀県大津市の皇子が丘公園で撮影したカエデ林です。例年、今の時期は全体が紅く染まっているのですが、青葉が目立っています。
Facebookの京都・滋賀グループに投稿される紅葉画像を見ても、青葉が目立つものが多いです。
YOMIURI ONLINEではこんな記事もUPされました。
晩秋になっても、東日本と西日本の平野部では、紅葉が進まない異常事態が続いている。
11月上旬の平均気温が、平年より1度以上高く晴天も少なかったためだ。専門家は温暖化の影響を指摘しており、青々と茂るカエデを前に、紅葉の名所ではイベントの時期を変更する動きも出ている。
参照:http://www.yomiuri.co.jp/national/20151121-OYT1T50105.html
滋賀県・京都府の11月の平均気温
気象庁の情報によると、11月の平均気温は平年よりかなり高かったことがわかります。
参照:http://www.data.jma.go.jp/obd/stats/data/mdrr/tenkou/alltable/tem00.html
気になる夜間ライトアップの終了日
各名所では夜間ライトアップが開催されていますが、期間終了日が気になりますね。滋賀県大津市内では三井寺・石山寺が29日まで、日吉大社が30日まで。京都市内では12月上旬までのところが多く、永観堂が12月3日まで、清水寺・大覚寺・宝厳院が12月6日まで、嵐山花灯路は12月20日まで開催予定となっています。三井寺・石山寺はちょうど紅葉がピークになった時点で終了となるので、もう少し延長してほしいところです。
まとめ
今秋の関西の紅葉は進行が遅い分、12月始め頃まで楽しめそうです。京都市内の名所はかなり混雑しているようですので、遅くなった分、見物客が分散されるといいですね。