ヘヴィーメタルの屋外演奏禁止と言う、一部の音楽ジャンルだけを差別した『strong>青山学院相模原キャンパスの学園祭実行委員会が打ち出した”メタル禁止令”
当然、多くの批判や質問が寄せられ、学園祭実行委員会の公式『Twitter』アカウントは大炎上。
そして今回の米軍が引き起こした相模総合補給廠の爆発を伴うド派手な炎上事故と、何かと炎上しまくりな相模原ですが、住むには平和で良い街です。
昔から軍需都市として発展し、朝鮮戦争やベトナム戦争の時代には相模総合補給廠の為に作られた矢部駅から筆者の住まう淵野辺駅まで、横浜線沿いには飲食店が並んでいました。
今でも両駅を結ぶ線路間には相模総合補給廠への引き込み線路の跡や、普通の住宅にしては店舗のような建物など、昔の名残りを見る事が出来ます。
他にもかつて軍用地だった場所が返還され出来たのが、あの『はやぶさ』&『はやぶさ2』で有名な『JAXA 相模原キャンパス』です。
”爆発”で注目される相模原
そんな相模原は一応”政令指定都市”になったりと、それなりに発展しているのですが、いかんせん”相模原名物”みたいなモノが足りません。
友達が遊びに来ても、連れて行くべき観光名所もなく、食べさせるべき”美味しい食べ物”も、さしてありません。正直、同じ神奈川県にある横浜が羨ましい限りです……。
しかし!
実は微妙な政令指定都市”相模原”にも名店はあります。相模原と同じで知名度が異常に低いだけなのです。
と、言う訳で爆発事故でちょっとだけ注目されている”相模原”の美味しい店を集めてみました。
オダサガのラスボス『焼肉はせ川』
相模原が世界に誇る”名店”と言えば小田急相模原、通称”オダサガ”にある『焼肉はせ川』でしょう。
「安い、美味い、ボリューム満点過ぎ!」
の三拍子が揃った名店ですが相模原同様、知名度の方は低めで御座います。
また”完全予約制”なのに電話が繋がりにくく、しかも週末や土日は予約が取りにくいので、完全に閉ざされています。
しかし、写真の”A4、A5ランク”の国産高級和牛が、このボリュームで1580円で食べられる穴場でもあります。
『上 牛タン』も皿一杯に並べて980円!
サイドメニューの『ナポリタン』も大皿にモリモリで350円。
『つけ麺』は4~10玉くらいで800円。
『フルーツとアイスの盛り合わせ』500円。
他にも色々なメニューがありますが、多過ぎて全てを紹介しきれません。
とにかく訪れる度にワクワクするサイドメニューの数々は”食のテーマパーク”として、ごく一部の相模原市民に愛されています。
相模原ナンバーワンの洋食屋さん『おさ』
こちらもオダサガにある名店ですが、その知名度はぐっと低く地元民ですら知りません。
しかし、その味は抜群で多くの”洋食店”を食べ歩いた筆者から見ても、確実に上位にランクインする美味しさです。
圧倒的なボリューム!!『ジャイアントハンバーグ』(1000円)。
『おさ』の看板メニューとも呼べるハンバーグの頂点に立つのがコチラ。
『ジャイアントハンバーグ』にチーズ(100円)をトッピングしました。ライスを付けても合計1250円と激安!!
1ポンド(約450グラム)もある”アメリカンサイズ”なハンバーグを、黙々と食べるのがダンディズムの極みです。
夢の競演『ハンバーグカリー』(900円)。
「ハンバーグを食べたいけどカレーも気になる」と言う欲張りな貴方はコチラの『ハンバーグカレー』がベストです。
『おさ』の本格的な洋食カレーと、自慢のハンバーグを組み合わせた最強のメニューです。
溶けたチーズが堪らない『ドリア』(900円)。
どの料理も抜群の美味さで、筆者の中では相模原”ナンバーワン”の洋食屋さんです。
若干、営業時間が”12時~14時”と鬼短いのですが、知る人ぞ知る穴場的な名店です。
『とんかつ赤城』
そして、比較的”相模原市民”以外にも知名度が高いのが、あの『とんかつ赤城』でしょうか? 週末や土日は行列に並ぶ覚悟が必要です。
”とんかつ”がメインの『とんかつ赤城』ですが、やはり一番人気は『カツカレー』(940円)ですね。
この『カツカレー大盛り』(1200円)を完食出来れば、一人前の男として認められます。
ビールと『鳥唐揚げ』(820円)。
そして「米より麦芽」を糧とする筆者は、普通に『とんかつ赤城』で一杯飲みます。
目の前にある”唐揚げの山”を眺めながら飲むビールは、相模原市民で良かったと思える至福のひと時を提供してくれます。
相模原でまさかの行列『大勝軒』
相模原で一番美味しいラーメンと言われると、非常に難しいのですが、やはり一番並んでいるのは淵野辺駅の北口にある『大勝軒』でしょう。
”煮干し出汁”の優しい味は、どこか懐かしく子供からお年寄りまで幅広い層に人気があるラーメンです。
その繊細な味とは反対に、ボリュームはかなりキテるので要注意です。
貝出汁ラーメン『貝ガラ屋』
そして今、相模原で一番注目されているのが『貝ガラ屋』のラーメンです。
特に”牡蛎”を使ったラーメンには定評があり、一度食べると病みつきになる”魔性のラーメン”と言われています。
ラーメンに意欲的な店主は、ときどき限定ラーメンを出すので目が離せません。
あの横浜の名店が相模原に!『自由軒』
横浜で有名な『自由軒』の暖簾分け、もとい兄弟店が相模原の”西門”付近にあります。
ここのオススメは、なんと言っても『天津チャーハン』(800円)でしょう。横浜では”裏メニュー”だったのですが、この相模原では普通にオーダー出来るのです。
『天津チャーハン』大盛り(+200円)がコチラです。
他にも『自由軒』と言えば『キムチチャーハン』も見逃せません。漢ならコイツも大盛り一択です!
さらに『自由軒』の名を世間に知らしめた『椎茸ラーメン』(750円)も必食メニューです。
まだまだ知名度の低い『自由軒』ですが、その美味しさは横浜にも負けません! これからグングン伸びる”中華料理のダークホース”的な存在ですね。
知る人ぞ知る超穴場『魚がし』
この店は正直、筆者も教えたくない秘密の店ですが、せっかく相模原に興味を持ってくれた人には、教えちゃいましょう。
「とにかく魚が美味い!安い!」
ここで魚料理を食べちゃうと、他の居酒屋では食べれませんね。無論、アルコール抜きで定食を食べに訪れても最高です。
『かつお』(500円)と『平政』(500円)。
『魚がし盛り』(1000円くらい?)どの刺身が良いのか悩んだ時は『魚がし盛り』一択で!
さらに淵野辺で一番と呼べる『魚がし丼』は、こんな感じで御座います。これも1000円くらいだった気がしますね。
『相模原』 総評
とにかく”観光的要素”に乏しい相模原市ですが、上記の店なら100%満足して頂けるかと存じます。
特に『焼肉はせ川』(完全予約制)の実力は世界レベルにあるので、相模原での”思い出作り”として超オススメです。
爆発ばかりが注目される相模原ですが、それなりに美味しい店もあるので、是非遊びに来て下さい。