Nest CamやSpotCamのような、Wi-Fi接続ネットワーク・ビデオカメラは、家庭用の監視カメラとしてだけでなく、お店やSOHOなどが、商品やサービスなどのプロモーション・ビデオや、子供が遊んでいるビデオを、ある程度高画質なビデオを撮影し、クラウド・ストレージに録画して、PCやタブレットで、コマ撮りなどの機能を持つ、ビデオ編集サービスを使用して、ビデオ・クリップを作成し、FacebookやYouTubeなどのSNSサイトで、友達などと共有できるようにしています。
Nest CamやSpotCamのような、ネットワーク・ビデオカメラには、マイクも付いているので、子供が、楽器を演奏したり、歌ったりしているビデオを、クラウド・ストレージに録画することもできます。
また、スイピーカも付いているので、離れた場所から、スマートフォンなどで、子供やペットに話しかけることもできます。
最近の家庭用のネットワーク・ビデオカメラは、赤外線LEDを装備し、夜間撮影もでき、音や動き、あるいは、熱を検出し、録画を開始すると共に、ユーザのスマートフォンなどに、メールで警告メッセージを送信します。
観光地などで、コマ撮り機能を使って、1日の風景の変化を紹介したり、現在の状況をリアルタイムに紹介したりできます。
さらに、火災報知器やガレージ・オープナーのような、スマート・ハウス・デバイスと連携でき、1つのスマートフォンのコンパニオン・アプリで、複数のデバイスを操作できるものもあります。
このような家庭用のネットワーク・ビデオカメラの本体価格は、2万円ぐらいの製品が多く、録画用の専用クラウド・ストレージ・サービスの使用料は、フリーミアムなものが多いです。
Nest Camでは、10日間分の映像の録画で、約1万円/年になっていますが、SpotCamのように、1日分までは無料(フリーミアム)にしている製品もあります。
2万円ぐらいの手頃な価格で、他のスマート・ホーム・デバイスとも連携できる、Google Nest Camのような製品が、日本の市場も支配するようになるかも知れません。
家庭やSOHO向けのネットワーク・ビデオカメラは、価格、信頼性、画質、相互運用性など、機能や性能だけでなく、いくつかの目的に利用できる、ある程度の汎用性や、ビデオ・クリップを作成するためのビデオ編集サービスの機能や使いやすさ、スマートフォンやタブレットからの操作性といったことも、比較検討して、購入する製品やサービスを選択する必要があります。
街の1日の風景などの映像を、YouTubeなどに掲載できるようにする、コマ撮り機能を持った、ネットワーク・ビデオカメラもあります。
(SpotCam社提供ビデオ)