ののじ✕ピチレモン コラボレーション商品発売イベントが報道関係者向けに開かれたので取材した。
福原遥さんといえば、学研のローティーン向け雑誌ピチレモンの専属モデルとして「はるん」の公式ニックネームで活躍中だが、年齢によっては”クッキンアイドル アイ!マイ!まいん!”の「まいんちゃん」の方が通りがいいかもしれない。
記者も恥ずかしながら姪が見てたまいんちゃんのイメージしかなく、「まいんちゃん大きくなったねぇ。」と本人に言ったら「そうなんですよ、よくみなさんから言われるんです。」とニッコリ。
そのまいんちゃんが、レーベン販売が企画する手道具ブランド「ののじ」とピチレモンが共同開発したフルーツしぼり器の『ののじスウィーとぐれふる』『ののじキュンとレモン』発売イベントでグレープフルーツの初“生しぼり”体験を披露した。
グレープフルーツは真ん中の芯の部分を絞ると苦味が出るという。そのため、その部分を残して絞る機構を備えている。これで絞った果汁は全く苦くないのだという。
普段は手で皮をむいてグレープフルーツを食べるという福原さんが実際にやってみると、底にゴムが貼ってあるので滑らず女の子の力でも簡単に絞ることができた。久しぶりの「レッツクッキング!」。
既存の100%ジュースと飲み比べてみると「ぜんぜん違います。あっまいです!」とクッキンアイドルらしい表現で答えてくれたのだが、音声がお届けできないのが残念だ。
後で記者も飲み比べてみたが、本当に全く違う。苦味が全くないグレープフルーツジュースだった。スタッフに「砂糖入れてませんか?」と問いただしたくらいだ。
囲み取材で「堀北真希さんや石原さとみさんのような、芯がしっかりしていて演技が上手な女優さんになりたい」と語った福原さんは、グレープフルーツが大好きなので今度からモデル仲間とこれを使って飲みたいとうれしそう。
高校生になった福原さんは、普段はアウトドア派。芸能活動が忙しくクラブ活動はしていないそうだが、報道陣に元気いっぱいの笑顔を振りまいてくれた。
記者団からの、すねの傷パッドが気になって仕方がないという質問に「階段でこけちゃったんです。」と思い出して痛そうな表情も。「たまの失敗はスパイスかもね」といったところか?
等身大ポップにサインを入れたら、また元気に笑顔を見せてくれた。
最後にピチレモン編集長の保田和寛氏に今回の誌面リニューアルについて聞いてみた。
「中学生向けの雑誌なのですが、最近の子はちょっと背伸びして、もう少し上の年齢層のファッション誌を読むようです。それでピチレモンもファッション誌にサイズを合わせて、表紙も中身も少し大人色の誌面に変えることにしました。6月1日発売の7月号からは付録もファッションを意識したものに変更します。」
記者もペラペラとめくってみたが、現状でもとても中学生向けとは思えないしっかりした誌面だった。しかしローティーン向けとは言え、流行に敏感な今時の女の子たちについていくのも大変なようだ。
このコラボ商品は「健康や肌にいい生フルーツを、手軽にティーンに提供したい」というコンセプトなのだが、記者が試飲した感想としては、居酒屋で「ピングレ!」と叫ぶ「おじさま」にも美味しいピングレサワーを提供してくれるはずだ。美味い晩酌のために恥ずかしがらずにゲットしてみてはいかがだろうか?もちろん、お年頃のお嬢様や姪御さんへのプレゼントにも最適なのは言うまでもない。
※写真はすべて記者もしくは同行カメラマン小野寺稔昭撮影