「三密」を避けた葬儀の新しい様式を望んでいる結果が明らかに! コロナ禍で葬儀に参列するか躊躇

  by taka_c  Tags :  

「三密を避けた葬儀がしたい…」
「でも、大勢で故人を送り出す葬儀がしたい…」

このご時世、葬儀の準備をしていると不安要素がたくさん出てきます。
コロナ禍により「三密」を避け、「一般葬」よりも「家族葬」「一日葬」「直葬」と呼ばれる小規模で簡素化された葬儀の形式への関心が高まりました。

葬儀業界は高齢化に伴う成長産業と呼ばれていますが、実際にこのようなサービスに対しての需要はどれぐらいあるのか?世情や葬儀の多様化により、参列する方に意識の変化はあるのか?
その実態を調査すべく、株式会社アスカネットが、 2020年2月1日以降のコロナ禍で、近しい方(友人、知人、同僚等)を亡くされた20代~60代以上の全国の男女500人を対象に「葬儀・供養」に関するアンケートを実施しました。

【コロナ禍で多くの人が参列に躊躇していることが判明!】
「コロナ禍で、葬儀に参列するか悩んだことはありますか?」の調査では、コロナ禍で葬儀参列の機会がなかった人が 20.4 %もいたことがわかりました。 遺族のみなど小規模で葬儀を済ませている傾向があるようです。さらに、葬儀があった場合(n=398)では51.0%( 203 人)がコロナ禍で葬儀に参列するか悩んだことがわかりました。多くの人が新型コロナウイルスの感染を懸念し、葬儀の参列に躊躇したようです。

(出典:アスカネットの調査データ)

【葬儀のライブ中継よりも葬儀アーカイブ配信を望んでいる結果に!?葬儀・供養のデジタル化への抵抗感は世代間で温度差が鮮明に】
次に、コロナ禍で需要が高まりつつある葬儀のライブ中継に関してアンケートを実施。「葬儀のライブ中継を見たいですか?」の質問に対して、全体の約半数の47.8%の人が「見たくない」と回答。「どちらでもない」が34.2%となり、ライブ配信に関して消極的な回答が多くみられました。
その一方で、「見たいと思う」が18.0 %に留まり、ライブ中継という新たな葬儀のあり方に関心が低いことが明らかになりました。

(出典:アスカネットの調査データ)

年代別で見てみると20代は葬儀のライブ中継を「見たいと思う」が31.0%であるのに対し、60代はわずか8.0%と若年層ほど葬儀のオンライン化に対して抵抗が少なく、世代間で温度差があることがうかがえます。

(出典:アスカネットの調査データ)

【ライブ中継と比較して葬儀アーカイブ配信には 2 倍以上のニーズが!】
リアルタイムでのライブ中継を望む人は18.0%に留まりましたが、ネットで「式場の様子」や「祭壇」、もしくは「生前の故人の思い出ビデオ」が視聴確認できる機能があれば利用したいと思いますか?という設問では、全体で「利用したい」が36.8%という結果となりました。ライブ中継と比較して、葬儀アーカイブ配信には 2 倍以上のニーズがあることが分かりました。

(出典:アスカネットの調査データ)

また、年代別で見てみると「利用したい」が 20 代は半数以上の58.0%であるのに対し、 60 代はわずか20.0%と、こちらでも世代間で温度差が出る結果となりました。

(出典:アスカネットの調査データ)

【まとめ】
・コロナ禍で多くの人が参列に躊躇している
・葬儀・供養のデジタル化への抵抗感は世代間で温度差がある
・ライブ中継と比較して葬儀アーカイブ配信には 2 倍以上のニーズがある

新型コロナウイルスの流行により、人々の葬儀・供養のあり方に関する意識は徐々に変わりつつあることが調査によりわかりました。未だ葬儀・供養のデジタル化に抵抗のある方は多いものの、少しずつ世情に合わせて新しい葬儀・供養のあり方を考えていかなければならないのかもしれません。

出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000029.000018498.html

taka_c

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