自分だけのオリジナルアイテム・一点物アイテムをネットで完結する『マイシュミ』で作ってみた!

  by 古川 智規  Tags :  

プラスワンインターナショナルが提供するオリジナルアイテム製作サイト「マイシュミ」を使ってみたのでレポートする。
巣ごもり生活長引く中で、何もせずにただ時間が過ぎていくのはもったいないし、何の得にもならない。そこで自分だけのオリジナルアイテムを作ってしまおうと考えての利用だった。
今回は数あるアイテムの中から3点を選択して記者オリジナルの「ピクニックセット」を製作してみた。

ネットで完結するオリジナルアイテムの製作過程

オリジナルアイテムを製作してくれるサービスは市場にいくらでもある。同社は渋谷の「PRINTONE」をはじめとしてさまざまなプレーンな商品にオリジナルプリントを施してくれる店舗を持つ。このようなサービスでオリジナルアイテムを注文するためにはある程度のロットが必要で、個人で利用するにはそこがネックになる。もちろん小規模のサークルやスポーツのチームでオリジナルユニフォームを仕立てようという向きにはいいのだが、個人で自分使いの「一点もの」となるとなかなか利用できるサービスは少ない。
Tシャツ程度ならば素材を持参すればその場でプリントしてくれる同店だが、昨今の状況ではそれもなかなか厳しい。「マイシュミ」は数百種類のアイテムの中から最低注文ロットが「1」のモノも多く、インターネットサイト上で素材のアップロードから位置決め、注文までのすべてがワンストップサービスで完結する。

では早速製作してみよう。まずはサイトにアクセスることから始めるが、その前にメインとなる画像素材を用意しなければならない。今回は記者が描いた水彩での宇宙っぽいものを3点にプリントし、同じテーマで統一することとした。サイトに接続する前に素材選びからすでに製作はスタートしているので、十分な時間をかけて吟味したい。写真は今回使用する元絵である。

※参考
オリジナルグッズつくるなら「マイシュミ」
https://myshumi.design/ [リンク]

アイテムを選んだらプリントするイメージをアップロードする。
書画でも写真でも構わないのだが、例えば文字を入れる場合は2つの方法があることを知っておいて損はないだろう。
すなわち、あらかじめ画像編集ソフトやアプリを使用してローカル側で文字を入れてしまい、文字込みのデータをアップロードする方法。
もう一つは画像データだけをアップロードして同社のサイトが所有するフォントを利用して文字を書き込んでいく方法。これに似た方法にローカル側で文字のみの画像データをあらかじめ作成しておいて2つの画像データをアップロードしたうえで重ね合わせる方法もある。この場合は文字データの背景は透過処理をしておかなければならないので若干スキルは必要だ。

トリミングや位置合わせ、拡大もサイト上でできるので、ある程度の自由度はある。写真は保冷バッグの場合だが、バッグ全体に画像を貼るのではなく生地の質感を残しマチ(カバンの底)の部分を考慮しながら位置合わせを行った。
この段階で商品の値段が出るので、予算に合わせてオプションを組み合わせたり省いたりと自由自在だ。

次にタオルの製作にかかる。タオルは細長いので同じ絵を使用するのであればトリミングするしかない。どこをどうトリミングするのかや、どの部分を中心に持ってくるか等々、考えるだけで相当な時間を要する。

最後にタンブラーだ。これは単純な円柱ではなく底が細い柱なので画像の配置と署名の位置関係が難しい。
ちなみに署名の文字色は背景にある程度なじみ映えるように、国鉄色(日本国有鉄道・現在のJRが定めたカラー名称)の黄色1号(中央・総武緩行線等に使用されているカラー)にした。自分でカラーモデルの番号を指定しなければならないものの、こだわりやマニア具合を表現できるのも完全オリジナルのゆえんだろう。他人にはわからずとも、自分だけが黄色1号だとわかればいいのでマニア的な満足感は高い。

3点そろったところでお会計に移る。カートには商品別の値段はもちろんのこと、合計金額も表示されているので予算に合うならばGOだ。
ここまでに素材選び、製作過程を踏んできたが、どの過程でもドキドキする。そして最大のドキドキは注文後である。どんな出来に仕上がっているのか、イメージ通りの色味か、質感はどうなのか等々、不安と期待が入り混じる。しかし到着まで待つしかない。

出来上がりからドキドキの到着

さて、サイト上の画面では出来上がりのイメージはつかめるものの、実際に到着してみないと質感やイメージ通りの物に仕上がっているのか気になるところだ。

タンブラーは真空方式なのでステンレスの質感は高い。
よくある印刷した紙を透明な樹脂窓の内側に挟み込む方式ではなく、金属に直接印刷しているので光沢感と質感が両立していて絵の出来は別として高級感漂うタンブラーだ。

タオルは思った以上に長くて大型だ。首にかけて本来のタオルとして使用するには十分な長さで、絵の出来が良ければ壁に飾ることも可能だろう。

元絵をトリミングして横幅の長いタオル全体に絵を置いたので、手書きしている絵が一層目立つ手作り感満点の出来だ。もし写真を使用するのであれば、ここで撮影機材が重要になる。
現在はスマホでも十分きれいな写真が撮影できるが、このように拡大するとイメージセンサーが小さいスマホで撮影した写真では見栄えが良くないこともありうる。よってここはできる限り拡大しても影響の少ない一眼レフカメラで撮影した写真を使用したい。

保冷バッグはマチが広く上部にファスナーが付いたもので、冷蔵品やアイスクリーム等の冷凍品でもエコバッグとして使用するには申し分のない容量と機能を兼ね備えている。

絵を入れる大きさはある程度自由に変えられるので、そこは自分のセンスとの相談になる。
印刷する対象が大きいので、タオル同様に水彩の特徴であるにじみや色の重ね具合が丸わかりで面白い。水彩に限らずクレヨンや色鉛筆で描いた絵でもタッチがよく出て楽しい仕上がりになるのではないだろうか。

何も入れなくても自立できるほどの強さと厚さを備えているので、毎日のお買い物に使用してもそう簡単にヘタることはないだろう。ましてや自分のオリジナル作品であるため、レジ袋よりは大切に使うはずなので素材の良さも手伝って長持ちするので本当の意味でのエコに貢献できるのかもしれない。

買い物ついでに近所の公園でプチピクニック

出来上がった自分だけのオリジナル「ピクニックセット」3点セットを持って通常の買い物に出かけ、ついでに近くの公園で一息入れようと思いちっちゃなお弁当やお茶を購入した。
自転車のかごにも入る大きさなので特に問題はない。

保冷バッグには持ち出したタンブラーとタオルのほかに自分の財布や購入したものをすべて詰め込んでいる。

中身をすべて取り出したのがこの写真だ。
2リットルのお茶1本、1リットルのお茶1本、たばこ2箱、お弁当1つ。これに最初から持っている自分の大型の財布、タオル、タンブラー、以上である。保冷バッグなので普通にエコバッグとして使うことができるし、肉や魚、野菜、アイスクリームを購入しても安心だ。

余計なものをバッグにしまって、お弁当にお茶をタンブラーに入れてランチョンマット代わりにタオルを敷いた。
もちろん撮影で3点セットを一度に使うためにこのようにしたのは事実だが、保冷バッグを普段使いのエコバッグとして利用するのであればタオルを入れておいて損はない。梅雨や夏のような汗をかきやすい時期に買い物に行くのだから常時入れておくと重宝する。
もしデザインにセンスがあって絵柄が気に入れば、タオルは家の壁に飾っておくのもいいだろう。記者の場合はセンスがないので当然タオルとして使用する。
タンブラーも保冷なので手元に置いてリモートワーク時の水分補給に生かすことができるばかりか、あえてビデオ会議の際に見切らせて話題にするという手もアリだと考える。

変わり映えのしない毎日だからこそ

製作過程のワクワク感、配送までのドキドキ感、使用時の満足感が得られるので次の製作の意気込みも増そうというものだ。
長引く巣ごもり生活でストレスはたまるし変わり映えのしない毎日で時間だけを浪費するのを嘆いてみても何も解決しない。趣味をお持ちの方は没頭できるだろうが、そうでない方は絵や書や写真を駆使して自分だけのオリジナルアイテムを作ってみてはいかがだろうか。センスがあればオリジナルブランドとして売り出す新しいビジネスにつながるかもしれないので…。

※写真はすべて記者撮影

乗り物大好き。好奇心旺盛。いいことも悪いこともあるさ。どうせなら知らないことを知って、違う価値観を覗いて、上も下も右も左もそれぞれの立ち位置で一緒に見聞を広げましょう。

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