CEATEC2019で見つけた未来の“衣・食・住”を変えそうなもの5選

10月15〜18日に幕張メッセで開催された、家電・IoTの見本市『CEATEC2019』。
そこで展示されていたものの中から、衣・食・住など日常生活に変化をもたらしてくれそうなプロダクト&サービスを紹介します。

眠りの状態で角度が変化する「自動運転」ベッド

パラマウントベッドのブースでは、睡眠の状態に合わせて角度が変化するベッド『Active Sleep BED』を展示。“入眠時”“熟睡時”“起床時”などの状態を感知して、それぞれに最適な角度に変化。

さらに、設定した起床時刻になると自動的にベッドの背中部分が上がって体を起こしてくれるとのこと。

そのほかにも、固さを自在に変えることができるマットレス『Active Sleep MATTRESS』や、マットレスなどの下に敷くことで睡眠中の心拍や呼吸、体動をモニタリングして、睡眠状況をスマホで管理できる『Active Sleep ANALYZER』も発表。

スマホアプリやウェアラブル端末で睡眠を記録するサービスはスタンダードになりましたが、今後は寝具そのものが睡眠記録のデバイスとして機能していくようになりそうです。

トイレが自動で“便”の状態をチェック!

LIXILは、便の形や大きさをAIで自動判定する開発中のシステム『トイレからのお便り』を展示。高齢者施設で職員が手書きで記録している排便の記録を自動化することをめざしているとのこと。

“便の状態を自動記録”なんて聞くと一瞬ギョッとしますが、超高齢社会を迎えるこれからの時代、介護職員さんの負担を減らせるこういったソリューションは、必須のものになっていくでしょうね。

猫の体調を管理できるトイレも

“トイレ”のデータを活用したプロダクトには、ペット向けもありました。シャープの『ペットケアモニター』は、尿の量や回数、トイレの滞在時間などから猫の健康を管理できる猫用トイレ。

データを独自のアルゴリズムで解析し、飼い主はその結果をスマホで確認できるとのこと。オプション品のバッジを猫の首輪につければ、最大3匹までのデータをそれぞれ記録することも可能。

こちらはすでに販売されている製品で、トイレ本体が税別24,800円。他に専用の猫砂やシートなどの消耗品や、専用クラウドサービスへの加入が必要になります。

離れた場所から料理をこなす!

ANAのブースでは、遠隔調理のデモンストレーションを実施。腕型のロボットを遠隔操作することで、離れた場所からも細かい作業をこなせます。

デモでは、プラカップを高く積み上げる作業も。途中でカップが崩れることもなく、かなり正確に動いていました。

現地と会話ができる遠隔見守りロボット

OKIブースには、自律走行するロボットの姿が。施設点検や見守りなどの利用を想定しているとのこと。

監視中の場所の様子はコックピット内のモニターに映し出されます。コックピットの人間が、ロボットを通して現場と会話をすることも可能。
デモでは、「迷子の子どもを見つけて話しかける」という状況を再現していました。

“困ったらロボットにヘルプ!”が当たり前の時代に

全体的に、“AIなどを活用することで、人間がやっていたことを自動化する”というコンセプトの展示がとくに多い印象でした。

AIやロボットの存在が今まで以上に身近になり、“困ったときはロボットに頼む”なんていうことも、ごく当たり前時代がもうすぐ来るのかもしれません。

(写真はすべて筆者撮影)

酒井麻里子

企業広報誌の編集を経て、フリーのライター・編集者に。IT・デジタル、ビジネス分野を中心に、書籍や雑誌、Web媒体での執筆・編集、取材などを行っています。 著書に『今からササッとはじめるLINE/Twitter/Instagram/Facebook』(秀和システム)、『今すぐ使えるかんたん FC2ブログ 超入門』(技術評論社)など。株式会社ウレルブン代表。

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