西友デカうま弁当から、激安弁当の徹底考察と検証

  by うーたん  Tags :  

西友が3月23日から販売を始めた『デカうま298円弁当』が激アツすぎると話題騒然だ。

 

西友では2009年4月から298円シリーズの弁当の販売を開始。

西友のみならず、イオンを始めとした大手スーパーマーケットでも軒並み200円台の低価格弁当シリーズを展開している。

同じようにチェーン展開している大手の弁当屋での価格と比較すると

〈ほっかほっか亭〉

・のり弁(最安):290円

・ハンバーグ弁当:430円(スペシャルだと590円)

・唐揚弁当:430円(特唐だと480円・スペシャルだと580円)

〈本家かまどや〉

・のり弁(最安):300円

・カラアゲ弁当:480円

・デミグラスハンバーグ弁当:430円

〈ほっともっと〉

・のり弁(最安):320円(ただし平日昼割だと270円)

・から揚げ弁当:430円(特から揚げは480円)

・新・デミハンバーグ弁当:490円

〈オリジン弁当〉

・のり弁当(最安):290円

・若鶏の唐揚げ弁当:390円

・デミグラスハンバーグエビフライ弁当(ハンバーグ単品弁当はなし):450円

 

といった感じ。値段だけを見るなら弁当チェーンよりスーパーの弁当に軍配が上がるようだ。

しかし現物を知らないネットユーザーの中には

>ほんとにデカいのか?カメラに近づけているだけじゃないのか?

という声も少なくない。確かに今までも様々なサイトに画像がアップされているが、比較対象物がないとその”デカさ”具合はわからない。

 

というわけで参考までにほっともっとの最安弁当『のり弁(320円)』と並べて大きさを比較してみた。

ね、量だけを見ればどちらが得かは一目瞭然。白米だけで250gあるという。

からあげもデカい。

参考までにローソンのからあげくんを横に並べて比較する。

日頃大食いを自称する筆者であるが、このデカうま弁当のW食いは正直キツかった。

 

おかずの内容であるが

・主菜もしくは主催:(ハンバーグorからあげ)

・副菜もしくは副裁:(ケチャップスパ+ポテサラ)

・お口直し:(さくら大根)

のみという潔さ。「タニタ食堂」や「塩麹」「イソフラボン」「大豆粉」などの人気に見られる最近のキーワード”ヘルシー”とか”デトックス”とか”カロリーオフ”とか、そういった流れに堂々逆行する”THE!ボリューム”主義はアッパレと言わざるを得ない。

 

しかも結構ガチで美味い。ハンバーグのデミ加減も本格的。

繰り返すが298円。2つ買っても596円。3つ買っても894円だ。1000円でおつりが来る。(実際には消費税が加算されるが)

 

ちなみにハンバーグ弁当のカロリーは883kcal。からあげ弁当に至っては946kcal。

筆者は今回、持ち返って自宅のレンジで温めた後、メインディッシュに世界最高峰の万能調味料である”マヨネーズ”をたっぷりかけて食した上、おつりで”成人用発砲麦芽飲料”(アサヒスーパードライ)を購入及び体内投入完了、してしまった。筆者はこの一食で成人の一日分のカロリー摂取を成し遂げてしまったのである。1000円以下で。ビビビビクトリー。

 

ちなみにこの激安激盛弁当だが、深夜の終電後にヨロヨロと行くと割り引きの値札が付いていたりする。

ここで価格以外のもう一つの検証ポイントの考察に入りたい。

「既製品の弁当は保存料や化学調味料てんこ盛りで体に良くないんじゃないの?」

と思っている方も多いと思う。

確かに手作り弁当に比べればそういったものが混入されているのは事実だろう。しかしである。

 

筆者の体を張った検証実験から分かった結果を報告したい。

コンビニの弁当は確かに恐るるに足りる、に十分値する凄まじいまでのスローテンポな腐食進行である。異論は求めない。だって、2週間室温で放置しても見た目的には全く劣化が確認できないんだもん。

試しにちょっと食べてみたら(※決してマネをしないでください)

味の劣化もほとんどなかった乙。(※すべてのコンビニを実験したわけではありません)

それと比較するとスーパー及び弁当屋のものは、大手のチェーン店であっても確実にきちんと劣化することが判明したのである。

弁当を購入した翌々日にはもうすべての食材がまんべんなく”ちょっと固めのおかゆ”状に変化。

箸で持ち上げると糸まで引く完璧な劣化具合だった。(※精神衛生上問題があるため画像はお見せできません)

もちろん味わって確かめるまでもない。(というかさすがに怖くてできない)

 

ついでにコンビニ弁当をさらにそのまま放置して1ヶ月後、さすがに数ヶ所に変色の色合いが見てとれた。しかしここへきてもまだ”糸を引いたおかゆ”加工には至らない驚くべき現状維持具合。

試しに変色部を取り除いて残った部分をちょっと食べてみたら

味の劣化もほとんどorz。(※繰り返しますが決してマネをしないでください)

 

というわけで今回の検証から得た結論。

少なくともスーパーや弁当屋の弁当はそこまで酷い化学調味料の使用は心配ないようである。しかもコンビニより安い。

ランチタイム時にはもっと安い弁当を販売している個人弁当屋や小規模スーパーもある。しかし夜中にふとお腹がすいたり、終電の帰宅途中の夜食、など24時間いかなる時でも安定の供給が期待できる弁当の中では非常に評価が高いのではないだろうか。

 

疲れて出来合いのお弁当に助けを求めたい時もある。そんな時は利用してみるのもいいかもしれない。

けっこうウマイぞ。いやガチで。

 

趣味は探検と冒険とくだらないことに全身全霊で力を注ぐこと。二度寝。泥酔。 バカなまま成長して大人になり、稼がないバカは生きていけないことに気付く。

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