二重まぶたで彫りが深い人はしみができやすい? ポーラが研究結果を発表

  by 松沢直樹  Tags :  

女性なら、肌のコンディションが気になるのは当たり前。吹き出物やしみができたら、ショックですよね。

大手化粧品メーカーのポーラ(POLA)が興味深い研究結果を発表しています。
研究によると、二重まぶたで彫りが深い方は、しみができやすくなる傾向が見られるのだそう。
遺伝子学的に見て、日本人は北方から来た弥生人(彫りが浅く、一重まぶたの人が多い)、縄文人(彫りが深く二重まぶたの人が多い)に大別できると言われています。

同社は、紫外線量が少ない秋田県の20代~50代の女性211人を対象に、顔のシミの数について調査を行ったところ、「二重まぶたで彫りが深い」「耳垢が湿っている」「髪にくせがある」人に、シミが多かったとしています。

これらの身体的特徴は、遺伝子によって決定づけられるものです。
サンプル数が211人と少ないので、はっきりしたことは言えませんが、一定の傾向を示していると見てよいかもしれません。
紫外線を浴び続けることは、しみなどの肌トラブルだけでなく、皮膚がんなどの疾病を招くことにもなりえます。

基礎化粧品などでケアをされる女性の方も多いですが、まずは、日差しの強さを感じなくても日焼け止めなどのケアを行って、紫外線をブロックするのが効果的です。
紫外線は、春先から浴びる量が増えていきます。今のうちから対策を行って、良い肌の状態を保てたらいいですね。

縄文人はシミのリスクが高い肌であった可能性が判明 (ポーラ・オルビスホールディングス PDF)
http://www.pola.co.jp/company/pressrelease/pdf/2015/po20150309_2.pdf [リンク]

※写真はイメージ 足成 http://www.ashinari.com/2012/09/27-370772.php?category=265 から

松沢直樹

福岡県北九州市出身。主な取材フィールドは、フード、医療、社会保障など。近著に「食費革命」「うちの職場は隠れブラックかも」(三五館)」近年は児童文学作品も上梓。連合ユニオン東京・委託労働者ユニオン執行副委員長