いつも真ん中空いてるけど…。新幹線はどうして5列なの?

  by やまもと  Tags :  

年度末シーズン真っ盛り。
忙しいこの時期の移動に欠かせない新幹線ですが、いつも乗るたび疑問に思っていたことがあります。
「なぜ、新幹線は5列(2列+3列)の座席配置なのか!?」

5列は左右が均等でないのはもちろんのこと、3列席があるため人に挟まれる不快な席を作ってしまいます。
このため新幹線に乗るといつも3列席の真ん中の席が空いていますよね。

ではなぜこのような形になってしまったのでしょうか。
今回はこの疑問を解決したいと思います。

そもそも車体がでかい

新幹線はそもそも在来線よりも車体が大きいです。
電車は線路を入りますが、その幅は在来線が1067㎜なのに対して新幹線は1435㎜なのです。

それにより1シート分の幅が確保できる

新幹線の開業当初は輸送力不足が深刻で車内はパンク状態。
より多くの人を乗せるため1列増やしたのが一番の理由です。

不快感からくる批判

しかし、この理由で不快感を説明しきることはできません。
長年鉄道会社は詰め込み主義だと批判されてきました。
そこで考え出された言い訳理由が、

「2列+3列にするとあらゆる人数のグループに対応できる」というものです。

2人なら2列席を、3人なら3列席を、4人なら2列席を前後に、5人なら横1列、6人なら3列席を前後に、といった具合です。
これを聞くと多くの人が渋々納得いくそうです。

それでも納得のいかない人は?

それでも納得のいかない方もいると思います。
しかし、実は真ん中の席にはメリットがあるんです。

それは他の席より2cm広いことです。
2cmです。少しの気持ちですが嬉しいですね。

真ん中の席は少し深いですが、以上の理由やメリットをふまえて理解しましょう。
くれぐれも真ん中の席に座るときは両サイドの方に配慮を忘れてはいけませんよ!

画像:http://ftnp6.web.fc2.com/shinkansen/n700/index.html

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