独断と偏見による宮崎キャンプ情報

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多くの球団がキャンプを行う宮崎、地元の人が「宮崎はこの1ヶ月で1年分稼がなアカン」と言うほど2月は最も活気付く季節だ。2月の最初の1週間、1日1球団見て回って感じたキャンプ見学のメリットや各球団の特徴は以下の通り。

【共通】

・見学無料
・試合の時とは比べものにならないぐらい選手との距離が近い
・ブルペン投球やサインプレー、フォーメーション練習が見られる
・サインがもらいやすい(選手のみならず大物OBからも)
・サインは練習後が狙い目。練習の移動中にしてくれることもあるがまれ、特に人だかりが出来るとまずしてくれない。1人ぐらいならサッとしてくれることもある。子供の方がサインもらいやすい。
・色紙は各球場の売店でも販売
・球場の駐車場は一般の人も利用可(ソフトバンク、巨人は満車に注意。その他は多分大丈夫)
・土日祝はマスコットショーなどのイベントもある

【ソフトバンク】生目の杜運動公園野球場

地元九州の球団だけあって観客数は最も多い。屋台の数もダントツトップでしかも有名店揃い。屋台を出したいと思っても審査がけっこう厳しいらしいです。そんな中、春も秋も10年以上出店しているのが宮崎名物のチーズ饅頭などお菓子を取り扱う『かしわ樹』さん。駅などで販売されている大量生産品と違い手作りが自慢。長年キャンプに関わっているおばちゃんに他の店でオススメを聞くと宮崎地鶏の鶏ガラでダシをとった『ぐんけい』のラーメンとのこと。こちらもぜひご賞味あれ。
選手は1、2軍共に同じ敷地内で練習しており、交流に積極的でサインは割ともらいやすい。

【オリックス】清武総合運動公園SOKKENスタジアム

例年沖縄でキャンプを行っていたが今季から宮崎へ。オリックスキャンプの特徴は球場を出てからバスに乗るまでの通路が長い=サインをもらっていいエリアが広いこと。普通は球場入り口すぐのところにバスを停めるがオリックスの場合はやや距離がある。これは清武町にとっても初めてのプロ野球キャンプで勝手がわからなかったため?と思ってるので来年以降は通路が短くなる可能性あり。しかもオリックスの選手は警備員さんが驚くほどサインに応じてくれる。

結論・・・オリックスが最もサインをもらいやすい!!!

【巨人】サンマリンスタジアム宮崎(宮崎県総合運動公園)

グラウンドツアーが毎朝あり球場の中に入ってキャッチボール体験、アップでランニングする選手をグラウンドレベルから見られる。先着200名だが平日なら8:45までに行けばほぼ間違いなく参加可能(土日はオーバーすることもあるのでもう少し早めに)。他にもブルペンキャッチャーの真後ろや打撃練習をグラウンドから見学するツアーも人数制限はあるが全て無料で参加出来る。屋台の数もソフトバンクに次いで多く、ストラックアウトや選手のサイン入りグッズが当たる抽選会などもあり球団としてのファンサービスは宮崎でキャンプを行う中ではナンバーワン!
敷地内は非常に広くメイン球場、室内練習場、ブルペンなど練習場所が離れているので移動は無料のシャトルバスを使う。
巨人もソフトバンク同様、1、2軍の全選手が同じ敷地内で練習をしている。ただ選手もまとまって車で移動するためかサインをしてくれる選手は少ない印象。観客数も多いので他球団に比べるとサインをもらうハードルは高いかも。

【広島】天福球場

宿泊ホテルから球場まで近いため選手は自転車で球場入りする。そのため練習後のみならず練習前もサインをもらえる。早出組は8:30前後に球場に着くのでそれまでに来るとまだ人も少なくサインをもらいやすい。
屋台は3つしかないが球場近くに飲食店がいくつかある。中でも鍋焼きうどんが美味しい『かおる屋』がオススメ。球場から徒歩10分ぐらいかかり、球場で選手名簿と共に無料配布されていた周辺のランチマップでも一応載っているが特別推されているわけでもないためカープファンでも知らない人は多い。それでもお昼時には近所の人でごった返す。ネットでも見つけにくい地元民が知ってる隠れた名店だ。

【西武】南郷スタジアム

メイン球場とサブグラウンド、ブルペンの移動は高低差があり階段が大変。観客数が少なめなので特にサブグラウンドで練習を終えた投手が上がってきたところでサインをもらいやすい。球場から南郷駅までは徒歩15分ぐらいかかるが、土日祝日は南郷駅まで無料のシャトルバスがある。

【ヤクルト2軍】西都原運動公園野球場

1軍と違って観客数も報道陣もほとんどいない。もちろん屋台も出ていないし、近くにコンビニも無い。選手は練習開始から最後までみっちりメニューをこなし、復活を目指す館山や新垣、巨人から人的補償で移籍した奥村らが汗を流す。ブルペンでやたらといい音を出して捕球していたのが新垣の投球を受けていた小山田貴雄ブルペン捕手。「ナイスボール」の一言でも言い方やアクセントに変化をつける。かけ声も面白く「よかよか~。ガキさん、始まりましたね」「うわっいいっすね~。もうちょっと抑えましょか・・・僕が(笑)」とキャッチング以外でも盛り上げる。こういう部分が見られるのもキャンプならでは。人が少ない分サインはほぼ確実にもらえるし、選手と会話することも可能。アクセスは良くないが運転出来てお目当ての選手がいるなら行くべきだ。

1988年1月19日大阪府生まれ、京都府宮津市育ち。大学野球連盟の学生委員や独立リーグのインターン、女子プロ野球の記録員を経験。野球専門誌「Baseball Times」にて阪神タイガースを担当しスポーツナビやYahoo!ニュース個人、高校野球ドットコムにも寄稿する。大阪、京都を中心に関西の球場に出没中。

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