祝!初!アキバのサバゲ(サバイバルゲーム)によっしゃ行くぞー!!~ASOBIA秋葉原フィールドオープン~

  by welldoneh  Tags :  

2015年2月1日(日)は秋葉原にとって大きな一歩となるだろう。
と、いえば大げだけれど

秋葉原にサバイバルゲーム(通称:サバゲー)のフィールド(サバゲのできる場所)が
オープンしたのだ。

しかも、アキバドラッグ&カフェの上(注意:入り口は裏からになります)
と駅から近い。
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店舗情報
ASOBIBA 秋葉原フィールド
〒101-0021 東京都千代田区外神田3-1-16 ダイドーリミテッドビル 2F (※ビル裏側の階段が入口です)
JR「秋葉原駅」徒歩4分
銀座線「末広町駅」徒歩5分
日比谷線「秋葉原駅」徒歩6分
営業時間・TELについて:
10:00~22:00(※貸切の場合は24時間利用可能)
TEL:070-6425-1001
駐車場ついて:
専用の駐車場・駐輪場はございません。公共交通機関もしくは、近隣の有料駐車場をご利用下さい。
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(筆者はフリーのオープン戦というやつに単独でメール予約いたしました)

初日に行きました。

独りで!

しかも、サバゲー初めてです。

誰もが一度は行きたいと、思いながらもなかなか踏み出せない未知すぎる一歩。
筆者にとっても大きな一歩になりました。

夜の部は17:00入りできる。
昼間『闘会議2015』に行っていたので少し遅れて到着・・・すると。

大勢の人たちがもう和気あいあいと始めている。

こ、これは確実に取り残されている・・・違う部分でサバイバル!

さァ、そこで今回のレポは初心者があまりに不安でたまらない
部分にぶち当たった突撃どころか、玉砕レポとなる。

なんか・・・グループができている。
なんか、黄色と赤に分かれている・・・・

なんか初心者講習終わってる・・・・。

ハンドガンと自動小銃(もちろんエアガン)とゴーグルはある。
だけど、自動小銃に関しては試射もしたことがない。
ルールもおおよそはわかるがフィールドごとに違ったりゲームごとに違う、

それどころかこの空気に乗れなければなにひとつわからない・・・・
これが実戦?・・・

とりあえず、秋葉原だからか、メイドの恰好をしている男性とペプシマンに
話しかけてみた。

「あ、あのすいません。そんな恰好をしているので話しかけやすかったので・・・」

すると、親切に応えてくれたメイドさん(男)が初心者講習を受けるために受付に行くといい、と
教えてくれた。

これが、初心者講習、一人でもやってくれたことがとても嬉しかった。

そーかー、ゴーグルだけじゃなくて口も隠れるマスクもなくてはいけないのか・・・
その場でも売っているので購入。

サバゲーはとかく初期投資が大きい・・・と思われがちだ。

ただ、実際に筆者がやってみて、あれば良いものは。

マスク付ゴーグル、
ハンドガン(できれば電動)
BB弾
BB弾をマガジンに装填しやすくなるローダー
(安く集めれば全部で7千円くらい。もちろんフィールドでレンタルもできる。)

これだけである。
屋内フィールであるから靴も普段のでいいし、服装もみんなラフである。

さあ、問題は一人で来た場合、どうすればいいか、である。

とりあえずフィールドに出るのはハードルが高すぎるので
ドラゴンボールの道着に着替えて

精神と時の部屋、こと
シューティングレンジ(試射できる場所)に行きハンドガンで的を狙えるように練習を繰り返した・・・・
これが全然当たらない。

おい、シャアが見ているんだぞ!
「当たらなければどうということはない」
と言われるじゃあないか。

当たらなければどうしようもないんだ。

一番困ったのは頼みの綱の自動小銃(電動ガン)が電池を入れても動かないのだ。
確実にいえることがある。

フィールドに行く前に、
動作確認だけはしておこう。

説明書を読みながら必死に悪戦苦闘するも、結局電動ガンは動かず。

一時間近く経過・・・・
10分おきくらいにみんな(50人くらい)が戻ってきては
「おつかれさまー」と
言いあっている。

便乗して「お、おつかれさまー」と声をかけるのが精いっぱいだ。

いつだ、いつ出れる!!

外国人に話しかけてごまかす。
「オー、アーユー、エキスパート?」

外国人は日本語で返してくれました(笑)

やばい、これ、完全にボッチ街道まっしぐらだよ、一直線だよ、
どうするの。

だって電動じゃない、エアーコッキングと呼ばれるあの、
(ガッチャンって上部のスライドを後ろに引いて弾を込めて発射するやつ。)

エアコキハンドガン、オンリーで
行かなきゃいけないの?しかも命中しないってのに。

後ろからはワーワー、バンバン、楽しそうな激しそうな音と声、
も、もしかして今日、一度も戦場に出れないんじゃあ・・・。

トドメのハードルは、
どんどんルールが変わっていくこと・・・

「はい、ルールの説明しまーす!」

えええ、オーソドックスなヤツはもう終わってなんか
応用編に行ってるよ。

これまさに、高校で勉強置いてかれるパターンだよね。

もう・・・・行くしかない。

「わかりましたか?」

「はーい!」

返事だけは元気よくしておいた・・・。

さあ、初フィールドだ。ただ、いるだけでいい、戦場の風を感じてみるんだ。

「後ろの方にいますね。ここなら撃たれないですよね」

「うん、大丈夫だと思います」

初めてやってみて思った。
サバゲーのフィールドではみな、高揚して楽しむ心でやってきている。
話しかけられたらだれも邪険になんて扱わない。

だから、いけるんだ、一歩を踏み出せるんだ。

フィールドに出て碇シンジのエヴァ最終話のごとく、世界の霧が晴れた。

初めてのヒット・・・・つまり撃たれた(撃たれると自己申告で「ヒット!」と
声を出しフィールドを出る)

「いやー、お疲れ様でした」(なにもしてない・・・)

これを数度繰り返した。

戦場ではなにもできない・・・少し進んでは撃たれる・・・。
撃とうとしたって、隠れている人間にエアーコッキングで的もまともに当らないのに、
どうすりゃいいってんだ。

そして、籠城戦になる。
基地防衛をチームで交互に行い、タイムアタックするというもの。

このゲームでは、なんとヒットされても自陣の白い壁に戻ってタッチすれば再出撃できるのだ。

チャーーーーンス!
これは飛び込んでいくしかない。

というわけで

「よし、こっちから行きましょうよ。敵はおそらく待ち伏せていますが、
数人で波状攻撃をかければ・・・」

・・・・GO!!!ゴーゴーゴー!!

ヒット!(撃たれた)
くそお・・・・戻って、再出撃・・・

敵の基地の入り組んだ道に、飛び込むと・・・そこには・・・
なんと『不思議の国のアリス』のコスプレをした女の子が隠れているではないか!

(これ、アニメだったら確実に物語が始まってるよね。)

でも、ここは戦場です。

シューーート!

ついにキル(相手を撃ちヒットにすること)を取った。

初キル!・・・・・
初めてのキルはサバゲのフィールドのアリスでした(笑)
(直後にどこからかすぐに撃たれました)

一歩を踏み出す、次に覚えたのは
敵陣に飛び込むこと、でした。

そしてその次に覚えたのが・・・
身体を小さくして遮蔽物に確実に隠れること。

何度かやっていると、とにかく当たらないようにするには
体の面積を当然小さくすればいいのだ、という当たり前の結論に至る。

見える、私にも、敵が、見える!
前に少しずつ進み、敵陣とちょうど自陣の中央までくると、

突然、ウサギの被り物した敵兵が飛び込んできて、撃たれた。
ま、まさか・・・。

そんな捨身があるとは・・・(エアコキでは太刀打ちできない)

「メディック戦」
というメディック(衛生兵)役を決めて撃たれたものが
復活できるというルールでは、

こっちのチームはなんとメイドちゃん(男)にメディックを指名。

「メイディック」

と外国の方も笑ってた(笑)

「オー、アキバのメイディック!」

・・・そんな、こんなで、ほとんど撃たれっぱなしでいいとこなしでしたが
楽しかったです。

オープン記念ということで自腹でディズニーチケットをプレゼント!のジャンケン大会を
急遽開いたり、

オープン記念のくす玉争奪戦があったり、
ラストはお店のスタッフVSお客さんがあったり
(超強い店員に待ち伏せされて至近距離でくらいました)

次来るときは電動ガンとホルスター(拳銃を収めるケース)も欲しいなー。
ゴーグルのバンドが全然しっくりこないから改造しよう。

コスプレ衣装ももっともってこよう。

最後にみんなで記念撮影をして店を出て階段を降りる・・・と
店長と店員さんが並んでお見送りしてくれました・・・

なんだか、とっても嬉しかった。
記念すべき秋葉原のサバゲーフィールド誕生日。

みなさんも、
アキバのサバゲで
ASOBIBAしょう(笑)

お笑いタレント、堺雅人さんのコスプレものまね芸人「ウェルダン穂積」(コンビ名「ウェルダン」)です。秋葉原やサブカルを主軸に世の中のものごとを自分の実人生に引き付けて書けたら、と思います。よろしくお願いいたします。 著書「たかがアキバ されど秋葉原」(セルバ出版)    「赤いマフラー」(KDP)

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