あの「貼るやつ」で、巨大なオブジェや絵画を作る!? 現代アーティスト瀬畑 亮 セロテープアート®展

  by 木村 邦彦  Tags :  

 

「セロテープアート®」をご存じですか。「セロテープ®」って、あの「貼るやつ」です。あの「貼るやつ」で、巨大なオブジェや、絵画などを作ってしまう人がいるんです。想像がつきませんよね……。この目で確かめるため、現代アート作家の瀬畑亮さんのイベントにお邪魔しました。

 

幼少期(6歳の頃)にセロハンテープ遊びを始めて以来ずっとセロテープ®一筋でアート作品を作り続け、現在はテープメーカー大手のニチバン株式会社と専属作家契約を結ぶ、世界で唯一のセロテープアート®作家。

引用:瀬畑亮さん公式サイト「プロフィール」より http://goo.gl/3xRiOi[リンク]

 

6歳からセロテープ®一筋って、すごくないですか?! 広〜い第一会場には、アンビエントミュージックが流れ、鍾乳洞にいるような神秘的な雰囲気です。

 

 

展示会場の中央に置かれた巨大な「タマゴ」。大きさも重さもお相撲さんぐらいありそう。ふだんは、ニチバンの本社で管理されているとのこと。社員さんたちは、巨大な「タマゴ」を前にして、会議をしているのかも……。

 

 

会場の展示作品に手を触れることは、もちろん御法度。でも、触りたくなっちゃいますよね。ご安心ください。会場の入り口に置かれた作品には、触ることができます。

 

 

「えい!」と押してみました。けっこう、固い!
 

 

持ち上げると、5キロの米袋を持ち上げたぐらいの重さ。ちなみに、周りの白いフワフワもセロテープ®……。

 

 

セロテープ®で作られた版画。版画の概念が拡がりますね。
 

最新の代表先「ローリング スカルプチャー.28」。完成までに、五年の歳月がかかったそうです。型があるわけでなく、すべてセロテープ®を巻き続けた結果、このような形になったとのこと。

 

気になるのは堅牢さですが、時を経てもセロテープ®が剥がれたりはしないとのこと。セロハンテープ自体が、接着剤そのものだからだそうです。

 

 

難しい現代アートの抽象作品だけでなく、分かりやすいフィギュアも。画面中央に映っている男性が、作家の瀬畑亮さんです。制作秘話など、面白いお話をたくさん教えてくださいました。アートに対する情熱も感じます。

私たちが会社や学校で、文房具として親しむセロテープ®。大人から子どもまで、セロテープ®アートは驚きをもって楽しめるアートです。

 

【展覧会名】瀬畑 亮 セロテープアート®展 2015 in あざみ野 〜セロテープ®の”イマ”と”ミライ”〜
【会場】横浜市民ギャラリーあざみ野 展示室1・2
〒225-0012 横浜市青葉区あざみ野南1-17-3 アートフォーラムあざみ野内
【会期】2015年1月14日(水)〜1月24日(土)
【開館時間】11:00〜19:00
【観覧料】無料

1971年生まれ、閖上港近くの仙台市育ち。東京都在住。法政大学文学部哲学科卒業。ウェブサイト http://www.kimukuni.info/

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