「うどん県」の地場もん国民大賞候補「オリーブ牛肉うどん」を食べに行ってみた2

  by 松沢直樹  Tags :  
さてふたたびオリーブ牛肉うどんを求めて
さて、食休みを終えて再びオリーブ牛肉うどんを求めて。うどん県精鋭の16店舗が作るブランド牛肉「オリーブ牛」うどん専用の小麦「さぬきの夢」でうったうどんをレポートしていきます。
パート1をご覧になられてない方は、「うどん県」の地場もん国民大賞候補「オリーブ牛肉うどん」を食べに行ってみた1
もご覧くださいね。
 
5件目は、高松市香川町のもり家さん
 
郊外にあるお店で、けっこう広い駐車場が隣に併設されてるんですが、休日は全てうまっちゃうくらいの人気店らしいですね。
 
もり家さんが出されているのは「オリーブ牛つけうどん」
 
糸とうがらしと、アスパラガスがトッピングしてあるうどんを、つけだれにつけていただきます。
つけだれの中には、温泉卵と甘辛く煮たオリーブ牛が。
 
 
こんな感じで、つけだれにうどんを絡めていただきます。温玉がほんのりあたたかくて、箸で黄身を割ると、甘辛いお肉がまろやかになって、また違うおいしさ。
アップでご覧いただくと分かると思いますが、お肉の脂が固まったりしてないですよね。そのため、するすると食べられる感じです。
糸とうがらしのアクセントが効いていて、甘辛い味にあきそうになると味覚がまた新鮮になる感じ。アスパラのトッピングもいいですね。
知らなかったんですが、うどん県はアスパラも生産量が多いそうです。柔らかい食感を足してくれて、
ねぎやスダチのトッピングとはまた違ったやわらかい味になっていました。
 
さて6軒目は、少し足を伸ばして小豆島へ。
小豆島といえばオリーブを日本ではじめて本格的に栽培しはじめた島ですが、とにかく穏やかな気候です。
 
高松港から小豆島へ。小豆島は結構広くて、高松からは複数の港へ船が出ています。土庄港へ渡って、いざうどん行脚の続きです。
 
さすが、小豆島。オリーブ栽培の畑がずっと続いていて、趣が違った風景が島のあちこちで見られます。
 
小豆島は、オリーブ牛を肥育している農家があるので、見学させていただきました。
そもそもオリーブ牛とは、飛鳥時代から肥育していた讃岐牛という肉牛に、オリーブ油を絞って乾燥させたオリーブを食べさせたものを一定量以上食べさせたものがオリーブ牛と呼ぶことを許されるんだそうです。
黒い部分がオリーブを乾燥させたもの。とても甘い香りがするんですが、牛も大好きらしく、夢中になって食べてました。
 
さて6軒目は、小豆郡土庄のおおみね食品さんの食堂へ。おおみね食品さんは、製麺業の会社で業務用のうどんを製造している会社です。そのとなりに一般の方も利用できる食堂があります。
 
 
おおみね食品さんは、いりこ出汁が特徴の「オリーブ牛肉ぶっかけ」。トッピングもわかめ入りの特徴のある一品。
薬味も、ごま油で有名な「かどや食品さん」ほかとコラボして、自分好みの味にして楽しめるようなサービスを用意しておられます。
 
たっぷりなお値打ち感ですね。
 
オリーブ牛の甘辛い味に、いりこの出汁、さっぱりしたトッピングのわかめが効いていて、すいすい食べられる感じですね。
おろししょうがが添えてあるんですが、これがまた、いりこ出汁の味をしっかり引き立ててくれていて、食べ飽きしない味にまとめてくれています。
 
お名残惜しいですが、小豆島を後に
 
 
さて、小豆島から戻ったあとは、綾歌郡宇多津町の塩がま屋さんへ。
こちらは、大都市圏でも見られる郊外店のようなお店のつくりです。
 
 
こちらは、お座敷もあって広々した感じの内装ですね。さて、「オリーブ牛の肉うどん」をいただきます。
 
 
オリーブ牛を甘辛く煮たものがトッピングされているのは他のお店と同じなんですが、レモンを添えてあるのが新鮮。
甘辛いお肉とコシのあるうどんを楽しんだ後は、レモンを一絞りするとまた独特なさわやかな風味が加わります。
不思議なんですけど、レモンは結構香りが強いはずなのに、お肉の風味も、うどんの小麦の香りも消えないんですよね。
それでいて、お出汁の香りもしっかり溶け込んでいます。食べ方はお好み次第ですが、最後にレモンを搾って召し上がるといいような気がします。 

 
さて、日も傾いてきました。最後は高松空港にほど近い高松市香南町にある「かわたうどん」へ。
 
 
「さぬきオリーブ牛味楽るうどん」をいただきます。こんな感じで、出していただけます。
 
「味楽るうどん」と書いて、「みらくるうどん」と読むそうです。
まず、オリーブ牛のお肉とうどんをいただき、とろろとうどん、最後は添えてあるスダチを絞っていただくと次々と味が変わるので「ミラクル」という名前にされたんだそうです。
お店のおすすめのとおりの食べ方を試してみましたが、オリーブ牛の濃厚な甘辛い味の次に、とろろの優しい味が。
そしてスダチを絞ると、さわやかな香りが口の中に広がって後味がさっぱりした感じで食べ終われます。
結構ボリューミーなんですが、食べ終わったあとも、うどんののどごしを思い出せる感じですね。
 
さて、ここでタイムアップ。二日間、うどん県を駆け足で見てきましたが、まだまだおいしいものがありますよ。
瀬戸内海に面した県は、気候が穏やかなので過ごしやすいのだとか。
これからの時期、レジャーでおでかけになる機会があったら、ぜひご賞味くださいね。

福岡県北九州市出身。主な取材フィールドは、フード、医療、社会保障など。近著に「食費革命」「うちの職場は隠れブラックかも」(三五館)」近年は児童文学作品も上梓。連合ユニオン東京・委託労働者ユニオン執行副委員長 

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