『異能(Inno)vation』プログラムの一次選考結果を総務省が発表

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総務省は、ICT成長戦略の一つとして実施している『異能(Inno)vation』について一次選考通過者とその研究テーマを発表。
このプログラムは6月に発表されて以降、その斬新な言い回しがメディアなどを通じて反響を呼び注目を集めています。

対象者の条件は

 ICT(情報通信技術)分野において、
・破壊的な地球規模の価値創造を生み出すために、大いなる可能性があり、奇想天外でアンビシャスな技術課題に挑戦する個人
・ゴールへの道筋が明確になる価値ある失敗に挑戦することを恐れない者

と定められていました。筆者からすればこの応募条件を見て「俺だ!」と思える人は少ないと思っていましたが・・・
今回のプログラムには617名、710件の研究テーマが応募されたようで、一次選考ではそのうちの37名が採択されました。

支援される金額(1年間)は

・300万円が上限
※評価による査定
※所属機関への間接経費30%を別途支給する場合も

となっています。金額については賛否両論があるかと思いますが、自身が温めてきたアイデアを実現出来る可能性があるだけに何とも言えないですね。

二次選考で通過した異能(Inno)vationは

・傘(アンブレラ)に関するイノベーション事業
・視覚ジャックシステムの開発
・プログラミング可能な住宅の実現
・みまもるライト
・「いいね!」する車
・相乗り可能なミニバス等による新交通システム
・入浴の固定概念を変える

など、あのジョブズも仰天する(かもしれない)テーマが紹介されています。
日本の産業からは革新者が生まれないとよく言われますが、実現する環境がないだけで斬新なアイデアを持っている人はいるもんですね。

選考外だった研究テーマについて総務省は「採択されたテーマより現実的にすばらしい研究や完成された技術も見られたが、研究費の助成に合わないテーマはあえて外し、採用されなかった方々に対して『協力協賛企業マッチングプログラム』を推薦する」と説明しており、申し込みをすればKDDIやソフトバンクなどの協力協賛企業と提携して研究が出来る可能性もあるみたいです。この後に控えている通過者の試練は平成26年12月末までに二次選考があり、更に10名程まで絞られる予定になっています。

(画像:総務省HP http://www.inno.go.jp/adopted_person.phpから引用)

政治・地域産業・農業の裏側、人材採用の裏側、食品関連の裏側など日本の核心に迫ったり迫らなかったりするフリーみたいなライター。 最新トレンドから社会ネタまで様々な分野に切り込んでいきます。