【目指せ正社員!】無職、職業訓練を受ける  その11

  by 前田アキヒコ  Tags :  


 これは1人の無職が正社員になるまでの過程を追ったNHKもびっくりな壮大ドキュメンタリーである、というのはもちろん冗談ですが、
 実際20代前半ニートとアルバイトのはざまをフラフラしていた私が、いかにして奇跡的に正社員になれたかという過程と、その際利用した職業訓練という制度について書いていきたいと思います。
 立派な学歴や職歴がないけど正社員になりたいなという方には多少興味を持って頂ける内容かと思います。

 

前回からの続き

 
 前回の結びで書いた通り、今回は、私が職業訓練と並行して行った就職活動について実際どんな様子だったか書いていこうと思います。
 ただ、今回の記事後半は、職業訓練制度の紹介というよりは、個人の就活体験記のような内容になっています。なので記事後半は興味のある方のみ読んで頂ければと思います。すみません。

 

・就職活動を始めた時期

 前回の記事で、職業訓練校では訓練期間の中盤あたりから就職活動の時期が始まると書きましたが、私が就職活動を始めたのは、それより若干前の時期からです。

 理由は、私のコースを担当していた講師の方から、(なかなか猛烈に)早めの時期から就職活動をすることを勧められたからです。

 実は職業訓練校全体で就職活動モードになるのは期間の中盤あたりなのですが、それ以前の就職活動については特に禁止しているわけというわけではありません。
 訓練を受ける以前に既に立派な経歴がある人や、就職活動に意欲のある人は訓練前半の時期からでも求人応募することができます。

 また、就職活動もある程度経験や場数を踏んだ方がコツをつかめるのと、実際立派な経歴・技能がない人だとなかなか内定を取るまでに時間がかかります。
 そのため講師の方や職員の方によっては、なるべく早い時期から就職活動をすることを勧められることがあります。

 

 

・就職活動の内容と結果

 そんな訳で、若干前倒しで就職活動を始めた私ですが、具体的に何をしたのかおおまかに書くと、

・ハローワークで求人検索・応募
・応募の書類審査が通った場合は会社にて面接

という極めて普通な就職活動をしていました。

 職業訓練校での就職活動といっても、一般的な職探しとそこまで変わらないかもしれません。
 ただ前回の記事でも書いた通り私の場合は、求人探しや応募はハローワークしか利用していないのでそこだけは少し違う気がしますが。

 就職活動の結果を先に書いてしまうと、活動を始めてから大体2ヶ月程度で一社から正社員の中途採用として内定を頂きました。
 それまでに受けた企業の数は十数社で、面接審査まで進めたのはそのうち3社です(内定を頂いた企業以外の2社は最終的に落ちました)

 職業訓練校では採用した企業側から要望があれば、訓練期間が残っていてもすぐに退所できるようになっています。
 私の場合も、なるべく早く来てほしいとのことでしたので、翌日すぐに退所しました。

 

・苦労したこと

 こうして結果だけ書いてしまうと、内定をとるまで順調だったかのように見えますが、実際はかなりの時間と労力を費やしました。ここでは、体験記の一環として特に苦労とした点をピックアップしたいと思います。

1.応募書類作成

 まず応募書類の作成の段階でつまずきました。
 そもそも私は就職活動など無縁に過ごしてきた人間なので、履歴書を書く際のポイントや、職務経歴書にはどういった内容を書けばいいのかも全くわかっていませんでした。
 もちろん、講師や職員の方からサポートやアドバイスをしてもらいましたが、実際に作成するのは自身なので毎日ヒーヒー言いながら、なんとかそれっぽいものをようやく書き上げました。
 そうしてできあがったものを、また添削して頂き、さらに修正という工程を経てようやく完成させました。

2.結果が来ない

 経験された方はわかると思いますが、基本的に就職活動は求人応募してから結果が出るまでの時間がかなりかかります。
 私の場合、書類応募の段階でも結果が来るまで、2週間くらいかかるのはざらでした。ひどいところだと1ヶ月以上結果を出さず、ハローワークから問い合わせを受けてようやく結果を出してきた企業もあります(当然不採用でした)。
 この結果が来るまで長い時間待たされ、そして不採用という時間差攻撃が、私の精神をざくざく削っていったのは言うまでもありません。

3.散々落ちた

 残りの苦労した点は、単純に落ちまくったことです。
 やはり、職業訓練を受けたと言っても、半年の普通職業訓練コース、しかも訓練をまだ受けている最中の人間だったせいか、書類審査の段階でかなりの企業から落とされました。
 私が内定を取るまで受けた企業は、十数社です。なんだ、少ないじゃないかと思うかもしれませんが、私が受けたところは大卒生が受けるような大手や中堅クラスのところではなく、企業によっては従業員数を10人下回るような中小企業、その中でも、私でも応募できるくらい条件がゆるい所でした。

 応募の段階で、ここならいけるんじゃないかと少し調子にのりながら応募してもばんばん落ちるので、通知が来るたびに落ち込みました。
 まあ、自分の経歴を振り返ると落ちても当然なんですが、やっぱりわかっていてもショックなものはショックなものです。
 ただ、応募のたびに書類を改良していったところ、徐々に書類審査が通るようになってきました。
なので就職活動後半の時は少し立ち直っていたのを覚えています。

 

 

・・・私の職業訓練と並行して行った就職活動の概要はだいたいこんな様子です。
ハローワークのみを活用したこと以外は、一般的な就職活動や職探しとそんなに大差なかったと思いますが、どうでしょう?

 

 この連載の主旨は、職業訓練制度の紹介と、私が内定を取るまでに行った職業訓練や就職活動の様子をお伝えすることなので、本記事をもって連載終了・・・とするつもりでしたが、ふと次回から番外編として就職活動中に出会った印象的な企業や担当者について1回か数回に分けて書くことをと思い立ちました。なので、次回はその内容で記事を書こうかなと思っています。

 
 もう次回以降の記事は、職業訓練とはそれほど関係のない記事になると思いますが、もし興味がある方がいればぜひ読んで頂きたいと思います。乞うご期待!

                           次回につづく

 

 
※職業訓練について更に詳しく知りたい方は
筆者が立ち上げたサイト 「職業訓練を活用した就職のススメ」(www.readst.info)
を読んでいただければと思います

もともと技術オタクで,それが高じて実際に機械系の技術職に就きました。 また機械以外にプログラミングや電子工作についても趣味でやっています。 その他社会制度や金融についても興味があり、実際に調べたことや体験したことをもとに自分なりに解説サイトを作ったりしています。

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