【目指せ正社員!】無職、職業訓練を受ける  その7

  by 前田アキヒコ  Tags :  


 これは1人の無職が正社員になるまでの過程を追ったNHKもびっくりな壮大ドキュメンタリーである、
というのはもちろん冗談ですが、
実際20代前半ニートとアルバイトのはざまをフラフラしていた私が、いかにして奇跡的に正社員になれたかという過程と、その際利用した職業訓練という制度について書いていきたいと思います。
 立派な学歴や職歴がないけど正社員になりたいなという方には多少興味を持って頂ける内容かと思います。

前回からの続き

 今回は、私が受けた職業訓練の内容とその授業の様子について書いていきたいと思います。

 私が受講した訓練は、機械製図科コースといって、機械の図面を作成する職業に就くことを目標にしているコースでした。
 機械の図面というのは、機械を製作する際に、どんな部品をどういうふうに作るか、また作った部品をどう組み合わせて完成させるのかという指示を、工業規格という規則に基づいて紙に描いたものです。
 機械製図科コースでは、この図面を作成できるようになるために、先ほど書いた工業規格という製図の規則について、また実際の製図で使用するツールの使い方について学びました。

 製図というのは、基本的には机の上で作業するものなので、製図規則の授業はもちろん、製図作成の実習もほぼ座学というか、ほとんど普通の教室で席について行われました。
 また、昔と違い今の機械製図はCAD(キャド)という製図用のコンピュータソフトを使用して、パソコン上で行います。
 なので、授業では一人一台自分の席にパソコンが割り当てられ、CADを使用する授業では各自それを使用していました。

 私がいた機械製図科コースは、こういった感じで教室で席について、学校の時と同じふうに授業を受けていましたが、座学が中心になるのか、それとも実際に作業現場に出て体を使って訓練をするのかはそのコースの性質で決まるようです。
 例えば、大型の工作機械を使って機械の部品を作る「機械加工」のコースでは、実際に作業現場で機械や工具を使用しながら訓練を受けるという形をとるみたいです。
 このように、コースによってだいぶ授業の形が違う感じになっています。

 話を戻しまして、次に授業の進め方ですが、
私が受けた普通職業訓練は基本的に、その分野の未経験者を対象としたものなので本当に一から学べるようになっていました。
 そのため、私みたいな機械製図について何の知識もない人間でも、授業には十分についていけました。

 また、講師の方も受講生がみんな未経験者で知識がないことを理解しているので、講師の方によってはちゃんと理解して授業についてきているかこまめに確認しながら授業を進める方もいました。
 まあ、中には逆に受講生の理解には無関心で、自分のペースで授業を進める人もいましたが・・・。
 この辺は多分学校と同じで当たり外れがあるんだと思います。

 あとこれは訓練校によるかもしれませんが、教材には一般の教科書と並行して訓練校独自の教材というか、プリントに印刷されたものが使われていました。
特に、実習系の授業ではこの訓練校の教材がよく使用されていました。

 

 

 だいたい、訓練の内容とその授業の様子についてはこんな感じでしょうか。
ただ、以前の記事にも同じ様なことを書きましたが、これはあくまで私が入所した訓練校の話であって、どこの訓練校でもそうなのかは保証できません。もしかしたら、私がいたところとは若干の差異があるかもしれません。
 あくまで、今回の記事は参考程度のつもりで読んで頂ければと思います。

 今回は、訓練の様子について表面的というか、案内のパンフレット的内容になってしまいましたが、次回はクラスメイトとの人間関係等もうちょっと内部的なことにも触れていきたい思います。お楽しみに!

                                                      次回につづく

 

 
※職業訓練について更に詳しく知りたい方は
筆者が立ち上げたサイト 「職業訓練を活用した就職のススメ」(www.readst.info)
を読んでいただければと思います。

もともと技術オタクで,それが高じて実際に機械系の技術職に就きました。 また機械以外にプログラミングや電子工作についても趣味でやっています。 その他社会制度や金融についても興味があり、実際に調べたことや体験したことをもとに自分なりに解説サイトを作ったりしています。

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