【目指せ正社員!】無職、職業訓練を受ける  その5

  by 前田アキヒコ  Tags :  

 

 これは1人の無職が正社員になるまでの過程を追ったNHKもびっくりな壮大ドキュメンタリーである、
というのはもちろん冗談ですが、
 実際20代前半ニートとアルバイトのはざまをフラフラしていた私が、いかにして奇跡的に正社員になれたかという過程と、その際利用した職業訓練という制度について書いていきたいと思います。
 立派な学歴や職歴がないけど正社員になりたいなという方には多少興味を持って頂ける内容かと思います。

前回からの続き

 今回は、職業訓練の制度と直接は関係ありませんが、選考試験の通知を受け取った時のことについて書こうと思います。

 選考試験も無事終わり、試験準備から解放されたニートの私は、特にすることもなく実家の自室でCDを聴きながら好きな本を読みつつ、あいまあいまにネットサーフィンを行い、しんどくなったらゴロゴロするという毎日日曜日な状態で日々を過ごしていました。そしてそうこうしている内にいよいよ選考試験の通知の日がやってきました。
 全国の訓練校がそうなのかはわかりませんが、私が試験を受けた訓練校では試験結果の通知は、書留郵送で来ることになっていました。

 試験を受けてから何週間後に通知が来たのか正確には覚えていませんが、来た日のことはよく覚えています。
振り返るとある意味この時点で、多少人生の方向が変わった気がする、というのはおおげさですが結構自分にとっては大きな出来事だったと思います。

 我が家では通常、郵便や宅配が来たときは母が受け取りに出るのですが、通知が来たときはたまたま不在で受け取りには私が出ました。
通知が発送される日は事前に訓練校から知らされていたので、ドアを開けて郵便配達だと認識した時点で、ああ通知が来たのね、と悟ってしまいました。

 そして、配達の方が持っている通知の封筒を見て、ああ落ちたのねと悟ってしまいました。
その封筒はクレジットカードが送られてくるときの封筒くらいの大きさで(たとえが下手ですみません)、おそらく紙1枚しか入っていないであろうと思われるペラペラさでした。

 私が試験準備で仕入れた情報では、通知は合格者の場合だと入所のための書類やら何やらで分厚いとのことでした。
封筒を見て、ああ終わったこれからはフリーターとして人生を全うしよう、と思いながら、受け取りを済ませてふらふらとリビングに戻りました。

 たとえ落ちていようと結果を見ないわけにもいきません。やけくそ気味にはさみで開封しました。
そして予測通り、紙1枚しか入っていませんでした。
やれやれと思いながら、めんどいなと思いながら文章を追っていくと合格したのでいついつに入所説明会に来るように書いてありました。

は?と思いながら何回も確認しましたがやっぱりそう書いてあります。
封を開けて10分くらいしてようやく事態が飲み込めました。
どうやら自分は受かったらしい。どうしよう。
と不意に小パニックになりました。この激しい喜びを誰かと分かち合おうと思いましたが、友達が大していないのでどうしようもありません。
しょうがないので後で母親に伝えましたが、20代中ごろの男(ニート)が嬉しそうに還暦の近い母親に合格したよ!というのはなかなか気恥ずかしい上にまあまあイタイ様な気がして、これを書いて思い出している今少し胸のあたりが痛いです。

 そんなこんなでなんとか訓練校に行けることになりました。そして期日の日に訓練校へ。
そこで待っていた元ニートへの試練とは!?

                                     次回につづく

<お詫び>

 毎回記事後に紹介させてもらっている自作サイト「職業訓練を活用した就職のススメ」(www.readst.info)についてですが、
 アクセスしても文字化けして閲覧できないというお声を頂いたので、不具合を確認し修正いたしました。
 修正後の動作確認として、自分のパソコン(Windows8 64bit)上で、IEの他GoogleChrome、Safari、Firefoxと各ブラウザで表示させてみましたが、いずれも正常に表示されました。
 修正前にアクセスしていただいた方には大変失礼なことをしてしまいました。
誠に申し訳ございません。

もともと技術オタクで,それが高じて実際に機械系の技術職に就きました。 また機械以外にプログラミングや電子工作についても趣味でやっています。 その他社会制度や金融についても興味があり、実際に調べたことや体験したことをもとに自分なりに解説サイトを作ったりしています。

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