「会社は学校じゃねぇんだよ」発言に物申す

今、巷のビジネスマンの間ではこんな記事が話題になっている。

 

「会社は学校じゃねぇんだよ」
http://ameblo.jp/junpei-1114/entry-11889404525.html

 

サイバーエージェントグループの株式会社WAVEST 代表取締役社長 松村淳平氏が自身のブログで発言した

「社内の新卒を見てると本当に甘い」

「まるでぬるま湯」

「会社は学校じゃねぇんだよ」

という発言に、世間が湧いている。
賛否両論あるが、私の印象では賛辞の方が多いような印象に思える。

 

しかしながら、私は物申したい。それは、松村淳平氏に対してではなく、松村氏の記事に対して、「熱い!」や「かっこいい!」とほざいている、世間に対して、延いては「ベンチャー企業に入りたい!」「ベンチャー企業に入社した!」という若者達へだ。

 

松村氏の発言を“あたりまえ”と思えないようなら今すぐベンチャーを辞めるべき

はっきり言わせていただくが、松村氏の発言は熱くも無ければ、かっこよくもないのだ。これはベンチャー企業にいる人間や、社長経験者にとっては、至極当然のことだ。

社会は戦場、会社という組織は最前線にいる軍隊。銃火器を持たない代わりに、ビジネスという武器で戦っているのである。己の信念、思想を具現化するべく戦う精鋭部隊。そして、競合他社との戦いの中で勝ち続けなければならない。

“ベンチャー人”とはそういうものであり、そうでなくてはならないのだ。

なぜなら、戦場で気を抜くことは“死”に直結するのだから。

松村氏の「甘い」、「ぬるい」という言葉は、“入ってしまえばあとは楽”という、日本の大学教育の弊害とも言えるのではないだろうかと、私は考えている。

戦場の最前線で先輩は戦い方を教えてくれるのだろうか?仲間の背中を守れるのだろうか?“教わった”、“友達が増えた”ということで、強くなった気になっているだけの人間が精鋭と呼べるのだろうか?

ベンチャー企業に対し、“入ってしまえば生きていいける、ベンチャーは楽しそう”と思っている若者に言いたいのは、そういう考えがそもそも大間違いということだ。

君たちは戦場の最前線に精鋭として、入ろうとしているということを自覚しなければならないのだ。

 

ベンチャー企業とは何なのかを理解する

そもそも、ベンチャー企業とは何なのか。その答えはWikipedia先生が教えてくれる。

大企業では実施しにくい創造的・革新的な経営を展開する中小企業を指す。

組織というものは“生き物”だ。それゆえ、長生きすることもあれば、死を迎えることもある。そして生きるということは、“子孫を残す=後世に残る”ということでもある。一つのベンチャー企業なんてものは、社会の中ではごくごく小さな生き物に過ぎない。その小さな生き物が、弱肉強食の生存競争の中で生き残り、後世に残るものを創造していくためには、“創造的・革新的な経営を展開”は必要不可欠な要素なのだ。

 

私なりに松村氏の発言を紐解いてみる

松村氏はブログで、このような発言をしている。

「先輩に教えて頂きながら~~~」

「いい友達ができるように~~~」

「どんな仕事にチャレンジできるんですか?」

とか。

ふぬけた事を言ってるヤツがいる。

そう、松村氏が言うように、ベンチャー企業にとって上記のような発言をする社員自体が腑抜けなのだ。

松村氏はきっと、社員に対して明確な答えは出さないだろう。安易に答えを与えることは考える力を削ぐものだから。

私の思想が100%正しいとは言えない。なので、私なりの言葉で松村氏の言葉を紐解いてみる。

“あの先輩から技術を盗むだけ盗んで、抜いてやる。”

“友達なんてプライベートの話だろ。俺は戦いに来ているんだ。”

“自分でチャレンジできない人間が、これから小隊を率いていけるわけないだろ。”

こういうことなのではないだろうか。窮鼠は猫に噛み付かないと勝てるわけがないのだ。
そして、私からすると、松村氏の考えに対して「熱い!」とバズってる、この現状が腑抜けでしかないと感じるのだ。

 

 

 

10代からWebデザイナーとして活動。その後、独立しWEB系ベンチャー企業を設立。シングルファーザーでもあり、男性の育児に対し強い関心を持つ。現在はITリテラシストとして、ネットニュースなどのメディアにてコラムなどを執筆。コラムニストの他に、アーティスト活動、司会、など多才な顔を持つ。複数の会社の役員や相談役でもあり、その活動は多岐にわたる。

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