今なぜ、「老人と子供のポルカ」なのでしょうか?

  by 怪盗らんま  Tags :  

平成23年9月1日朝日新聞社会面に「5000人デモ ネットから火」という記事が出ておりました。

「おとなしい日本人が数千人規模のデモだって?」と、怪盗らんまはびっくりです。

「ネット上に投稿された、韓流ブームを批判するひと言が、テレビ局を取り囲む数千人のデモに発展する騒動が起きている。テレビから既存メディアへの異議申し立ての性格を帯びる半面、不確かな情報をネタに盛り上がる「祭り」のような危うさも潜む。」という前文。

どうやらデモは次々と予定されているようです。

9月のマスコミ偏向報道に関するデモは次の通りのようです。
■ 9月16日(金)  11:30- 
   東京花王デモ 坂本町公園  ◇大規模off
■ 9月17日(土)  13:00- 
   本スレフジテレビ抗議デモ プロムナード公園◇大規模off
■ 9月17日(土)  15:30- 
   住職スレ フジテレビ+二法案デモ ◇大規模off
■ 9月18日(日)  13:30- 
   大阪デモ 中之島公園 ◇現代撫子倶楽部★きなの会
■ 9月19日(月・祝)13:45- 
   お台場デモ 滝の広場 ◇頑張れ日本全国行動委員会
■ 9月19日(月・祝)15:30-
   フジ抗議デモ 北ふ頭公園 ◇関東学生委員会   
■ 9月23日(金・祝)15:00- 
   大阪花王デモ 中之島公園◇現代撫子倶楽部★きなの会

それで、怪盗らんまは、過激な暴力的なデモはもちろん反対です。一方、朝日新聞に書かれているようにデモ参加者のいうマスコミの偏向報道が事実なら、ネットを利用できない老人と子供は偏った一方通行の情報しか得られない犠牲者ということになってしまいます。それはそれで危険です。

そんな時ふと思い出したのが、左卜全さんの曲「老人と子供のポルカ」(やめてけれ・・・やめてけれ・・・やめてけ~れ ゲバゲバ。・・・)というものです。

高度経済成長期の中、ゲバルト(暴力)・事故・ストライキの不条理に対する悲鳴を、弱者である老人と子供があげ、神様に助けを求めるというものです。ゲバもストも大分減ってきています。その代わりに今度は、ネットが利用できない老人と子供がテレビを中心としたマスコミの偏向報道の犠牲者ということになるのかもしれませんね。

いつの時代も老人と子供が犠牲者になります。そういう思いで「老人と子供のポルカ」を聴いてみると今日的テーマでもあって非常に味わい深いものがあります。

そしてデモが頻発するようになると、あのころの世相とオーバーラップして、ひょっとしたらこの曲、再ヒットするのでは?と思ったりしています。
さて、「右を見ても左を見ても真っ暗闇じゃあございませんか・・」の昨今、老人や子供という弱者を守る為に、皆さんは、ゲバゲバやジコジコ、ストストのところに何を入れるのでしょうか?

ちなみに初音ミクさんがカバーしております。

写真と本文は直接関係ありません。

読者が幸せになり、日本が明るくなるような記事を書いていきたいと思っています。基本的に週末ブロガーで、日常でふと気づいたことや、考えたことを書いています。