海外オタクに夢見るな

  by Iain  Tags :  

 

こう言われるようになって久しい。アニメキャラ自身がそう発言することもある。

 

確かに、アニメやそれに派生するものが語源の、辞書に載るような英語は結構ある。有名な例を挙げれば、そのまんまAnimeとか、Cosplayとか。イギリスではそれなりに浸透していることは間違いない。

 

そう聞くと、何となくいわゆる”海外オタク”に親近感を覚える日本人オタクは多い気がするのだけれど、たぶんその親近感は片思いだと思う。基本的には、”ファッションオタク”みたいなのばっかりだということ。

 

私が今までに出会ってきた”オタク”のガイジンたちはだいたい3種くらいに分かれると思う。第一種は、”中二病患者”。これは日本でもよくいるけど、十代前半から中盤にかけて、超能力や魔法に魅了される人たち。女性が多い気がする。日本のと違うところは、彼らはたいてい17歳くらいになると地下音楽に目覚めたり、緑のエクステつけたり、きっついアイシャドウでメイクしたりして、きれいさっぱりオタク文化から足を洗ってしまうところ。そしてアニメを”子供の見るもの”としてしか思わなくなってしまう。だから基本的に、オタな日本人が彼らと会話することはあんまりない。パーティとかで男漁りするタイプね。

第二種は、”ヒップスター・ギーク”。男性に多いと思う。要は”変なモノが好きなオレカッケー!”してる人たちである。得にアニメとかが好きなわけではなく、変わったものズキなだけである。これの亜種として”’アジアの’変なもの好きなオレカッケー”がある。こっちは日本好き・アニメ好き・アジア好き・他文化に理解がある振りをして、実は大英帝国マンセーしてるだけなので正直ウザい。第二種のどちらにも共通することとして挙げられるのは、結局はただの女好きだってこと。第一種の人たちとお近づきになるための手段としてアニメを選んだに過ぎないクズである。彼らと一緒にアニメを見ると、登場人物のセリフや行動にいちいち大声でケチをつける(日本人には不自然には見えないシーンだけど)ので、正直「このちっせえ島国でおとなしくしてろクソが」って思う。

第三種は、”アニメ好き、でも一番じゃない”人たち。この人たちは一番フレンドリーで、ちゃんと日本文化・アニメ文化というものを理解していて、作品にも敬意を表す一番”いい人”たち。ちゃんとお金を払ってアニメを見るし、ゲームも買うし、マンガもzipで落としたりなんかしない。ちゃんと日本に観光にも来るし。ただ一つ言わないといけないのは、彼らにとってアニメやマンガはPriorityじゃないってことだ。アニメは大好きだけど、アニメが彼らの生活の中で占める役割は、友達作りや友達と仲良くするということにある。言い換えれば、”リア中オタ”だってこと。普通に彼女いるし、非オタの友達も半端なく多い。彼らになんか反感を覚えるのは、基本的にはオタ特有の僻みからかな。。。

 

いわゆる”俺たち”な人はやっぱり日陰者で、数は少ないんだ。そういう人は、アニメ部とかあっても初めから来ないか、途中でいなくなるから、なかなか友達にはなれないんだぜ。

イギリス在住3年目の日本人で大学生。音楽、アニメ、マンガなどが好き。自称ヲタ。非リア充気取って!ってどっかから怒られそうだけど、まあいいや。