車の未来、ヒトの未来

  by Miun Hsyun Kelly  Tags :  

 車はもはや、単なる移動の手段ではないのだな。日産が発表したセルフドライビングカーを見て、つくづく思った。車はより”生産的な”場所になるかもしれないと。
 セルフドライブが、究極のところまでいったとしよう。ヒトドライバーが行っていたことを全て、車自らがやってくれる。ドライバーが必要ないとなると、車内はヒトにとって、様々なことをするための空間になる。仕事の準備をする、勉強をする、睡眠をとる、食事をする・・・。運転のことは車にまかせて、目的地に着くまでの時間を有効に使えるのだ。室内でやっていたことを、そのまま車内でできるようになる。もう車は”動く部屋”だ。
 特に、身体的な理由で運転ができなかった人々には、もちろん朗報だ。元々肉体的ハンデイキャップをものともせずに活動してる方々にとっても、更に世界は広がることになる。少なくとも車での移動に関しては、身体的ハンデイキャップがあるヒトとないヒトとの間に、全く境界がなくなるわけだ。
 日本では、自動車教習所は必要なくなるかもしれない。ドライバー付き社用車で会社役員が出社するということも、過去のものになるかもしれない。それもまた、新しい車社会の幕開けの証拠である。新しいものを歓迎するには、古いものにキッパリと別れを告げなくてはならないこともあるのだ。
さあ、新製品がお披露目された!あとは価格だけ・・・かなりの需要が見込まれるのは必至。せっかくの新時代の車。皆の手に届くように・・・日産にはご配慮を願うばかりである。

思い込んだら徹底的にやらずにいられない性格。香港が気になって以来、広東語を勉強中。塾、予備校で英語を中心に教えているので、英語の訓練も欠かさない。 毎日のヨガエクササイズで、心身の健康維持に努めている。 幼い頃からオルガンやエレクトーンを、大人になってからはピアノを習っているので、絶対音感あり。好きなことは、アジア方面への旅行。まだまだ開拓していない国があり、時間があるときは、いつも旅の計画を練っている。小柄な体に似合わない、よくとおる声が自身の魅力のひとつだと自負。

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