世界古代史の伝説との関係

  by 九尾信貴  Tags :  

ある赤子を間引きから逃すべく隠していたところ、ファラオの娘に見つかり、養子となり命を救われる。その赤子はモーゼと名付けられた。ファラオの元で、モーゼは大きくなった。やがて、自我に目覚めたモーゼは、奴隷として迫害される古代イスラエルの民を解放すべく、立ち上がる。

神はモーゼに味方し、エジプトの長男の命をことごとく奪った。目には目をの報復を受け、それに畏れをなしたファラオは、イスラエルの民を解放した。モーゼはイスラエルの民を率いて、エジプトを脱出する。しかし、心変わりしたファラオは、兵士に後を追わせた。

海まで追われたモーゼ率いるイスラエルの民は、絶対絶命となる。背後にはエジプトの兵士が迫っていた。そのとき、奇跡が起きる。海が割れ、道が出現した。民は難なく海を渡った。追ってきた戦士が海の道を渡ると、海は元に戻り、兵士達は全滅した。

モーゼは、シナイ山を目指し、神から十戒を授かる。これが、映画「インディジョーンズ 失われたアーク」に納めた十戒のことである。十戒とは、ユダヤ教、キリスト教の原点と言われる。原典である。
日本にも神話が多々あるが、このあまりに有名な逸話は、最も古い伝説のひとつである。

ここで、地政学的に考えてみたい。
最初の人類の誕生は、アフリカと言われている。エジプトはアフリカの北にある。エジプトは東に行けば、アジア。さらに北に行けばヨーロッパとなる。まさに、要衝の地だ。発展すべき場所、成るべくして成ったともいえる。

エジプト文明が生まれ、古代ローマ帝国となった。キリスト教・ユダヤ教・イスラム教と、隣国である現在のイスラエルには聖地が集中している。それが紛争の引き金になってもいるのだが。シナイ山がどこにあったのかは、いまだ、判明していない。邪馬台国問題と似ている。

世界の宗教は突き詰めると、エジプトの神、太陽神信仰や古代イスラエルにつながる。日本も例外ではない。天照大神はまさに太陽神である。また、イスラエルのダビデの星と言われる五芒星は、日本の陰陽師のなかに取り込まれたのか、同じ紋様のものがある。どのようにして、遥か日本まで伝わったのかは不明だ。

参院選に大勝し、ねじれ国会を解消したかにみえる安倍政権は、この先どうなるのか? アベノミクスに乗っかるように、大阪の阿倍野が盛り上がっていると聞く。阿倍野には、陰陽師の安倍晴明神社があるので、ちょっと、古に思いを馳せ、お参りするのも良いのでは・・・ 

遊神と危道の探求を信条に。ただ迷想も間々あり。 あらゆる分野のリーディングカンパニーでSEとして従事という特異な経歴を持つ。旅・歴史探訪・テーブルゲームをこよなく愛し、古き良き日本を探すことに生甲斐を覚える。

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