沖縄ゆいレールのキャラの名前を決めて欲しい!

  by 戸田健太郎  Tags :  

沖縄県『ゆいレール』というモノレール線は県内で唯一の鉄道線である。戦後沖縄の初の鉄道として開業して2013年8月で10年になる。那覇空港から国際通りや新都心などの中心地を経て、観光地でもある首里城までを結んでおり、空港利用客の足としてだけではなく、沖縄市民の移動手段としても徐々に定着をみせている。2020年には浦添市までの延伸計画もあり、戦後は車一辺倒であった沖縄県内の、新しい交通の大動脈としての期待がかかる。

そんな『ゆいレール』が新しく設定したゆるキャラの名前を公募するというニュースが入った。

ゆいレールを運営する沖縄都市モノレールは、イメージキャラクターの名前を募集している。ゆいレールをモチーフにした“ゆるキャラ”で、太陽をイメージした目、チムグクルを表したハート形の口が特徴。募集は31日まで。8月10日の開業10周年イベントで発表する。

「沖縄の象徴になる」「乗客を深く思う心を大事にしたい」との社員の思いを込めキャラクターを制作した。応募は各駅に設置している専用用紙に記入し、郵送か駅窓口に投函(とうかん)する。

名前が採用されると5千円分のゆいカードとTシャツなどのグッズセットをプレゼント。応募者の中から抽選で10人に千円分のゆいカードをプレゼントする。

沖縄タイムスより引用
http://article.okinawatimes.co.jp/article/2013-07-11_51546

そのキャラクターというのが冒頭にも掲載したこの人である。

女の子?男の子?それはよくわからないが、確かに非常に安易かつゆるいデザインで、ゆるキャラとしての合格点を満たしている。頭にのっかった『m』マークはゆいレールの車体にも描かれた、モノレールの頭文字をあしらったロゴマークである。車体のカラーリングと同じにした事によって、黒タイツのようになった下半身もセクシーだ。

一部からは首都圏を走る東急電鉄の5000系車両をモチーフにしたゆるキャラ『のるるん』にも似ていると指摘されている。確かに銀色のボディと赤い帯、そして四角い形状が似通っているようにも見える。しかし鉄道車両をモチーフにしている以上は、似たものになるのも当然といえば当然だろう。そのへんあまりオリジナリティを追求し過ぎないというゆるさも、ゆるキャラがゆるキャラである所以といえるだろう。ちなみにこの『のるるん』の名称も一般公募によるもの。今回のゆいレールのキャラクターにも『のるるん』に負けないようなインパクトのある名前が欲しいものだ。

応募はゆいレールの駅から可能という事で、基本的には沖縄県内で募集するという事であるが、この夏に沖縄に旅行に行く人にももしかしたらチャンスがあるかもしれない。

大阪よりインターネットラジオBS@もてもてラジ袋を毎週配信。 http://www.moteradi.com/ 市民生活の専門家。易者。自由律俳句を詠む。 旅と読書と麺類(特にうどん)とファストフードとアルコールをこよなく愛している。 日本各地の大衆居酒屋や立ち飲み屋めぐりも趣味。 JR天満駅周辺の格安飲み屋に常駐している。

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