パズル&ドラゴンズ!!

  by under-man  Tags :  

パズドラバトルシーン

今回はめまぐるしく進化を続ける携帯アプリに着目してみた。
スマートフォンの普及にともない今では何千、何万にもおよぶソフトがネットワーク上を賑わす中でも、他の追随を許さず、ダントツで躍進を続けるのが「GungHoGames」が生み出した携帯アプリ『パズル&ドラゴンズ』(以下パズドラ)。およそ一年半でユーザー数を神懸かり的に増やし、今では1400万ダウンロード。今年の日経トレンディの上半期ランキング2位を記録し、株価ではあの任天堂さえ一時は追い抜いた。もはや携帯アプリという枠を飛び越えたメガヒット振りと言っても過言ではないだろう。かくいう私もそんな1400万分の1のパズドラファンの一人なのだが…。
一体なぜパズドラがここまでの人気を博すこととなったのか、一消費者として、一ファンとして、独自の見解と偏見をもって考察してみたいと思う。

 

1 いつでもどこでも

とにかく場所と時間を問わずできる手軽さが素晴らしい。三分でも五分でもわずかな間にサクサク攻略できる。しかも一度ダンジョンに入ってしまえばそこから先はネットワークの影響を受けることもないので、電波の入りづらい地下鉄等でも楽しめ、時間が無くなり途中でアプリを落としても、そのダンジョンの続きから始めることができる。ネットワークが途切れてやり直し、なんてちゃぶ台返しもなし。そんなフットワークの軽さが、老若男女問わずユーザー数を増やすポイントとなっている。

 

2 無課金ユーザーに優しい

往々にして携帯アプリ系RPGには課金と無課金の差が生じやすい。レアなモンスターやアイテムは課金ユーザーの方が手に入れやすいというのは携帯アプリ界の常識でもあるが、パズドラに至ってはそれがきわめて目立ちにくいのだ。勿論、差は存在するが、無課金でも半永久的に楽しめ、行き詰まることも少ない。難易度のバランスも良い。その一つの要素としてあるのが「運営側からアイテムのプレゼントが多い」という点。パズドラ楽しむにあたって重要なのが魔法石というアイテム。レアなモンスターを手に入れたり、体力を回復したり、所持モンスターの上限数を増やしたりと、あらゆる場面で必要となる。このアイテムは5ステージから成るダンジョンをクリアすると1つ手に入る訳だが、その他にも運営側からかなりの数が配布されるので、それだけで十分事足りてしまうのだ。無論、課金して買うこともでき、その方がより有利にゲームを進行できるが、他のアプリと比べて絶対的な差が生じることも少ない。それこそが小中学生の心を鷲掴みにしている、人気の理由に他ならないだろうと思う。

 

3 飽きさせない戦略

他ゲームとのコラボレーションが多いのもパズドラの魅力の一つ。代表的なところで言えば『エヴァンゲリオン』や『カピパラさん』、人気携帯アプリ『クリスタルディフェンダーズ』など、ゲーム、アニメ等のジャンルとコラボレーションすることで多くのファンの心をつかんでいる。事実、私自身エヴァンゲリオンとのコラボダンジョンが発表された時は、心が震え、遠足を待つ少年のような心持ちになったことも記憶に新しい。新しい試みを実践し、ユーザーを飽きさせない運営側のマーケティングもファンを増やす大きな要因と言えるだろう。

 

上げればまだまだあると思うが、実際の要因については自分自身の目で確かめ、感じ取ってほい。

ファン感謝祭、グッズショップなどめまぐるしく新たな展開を続けるパズドラに、まだまだ目が離せなさそうだ。

「GungHoGames」の山本Pはこう語る。「パズドラは遊びじゃない」

それがいかなる意味なのか、実際にやってみることで、大いに感じ取って頂けることだろうと思う。パズドラの勢いはまだまだ止まらない。常に時代の先を走り続ける携帯アプリを、是非その身で堪能してみてはいかがだろうか。

1987年、神奈川生まれ、神奈川在住。 19歳で作家の道を志し、ジャーナリスト専門学校文芸創作科に入学。 しかし、受講内容に問題を感じ、また講師陣が左翼派と右翼派で争っている 現状に見かねて一年で退学を決意。同年秋より日本エディタースクールにて 校正を学ぶ。現在ブライダルの映像制作会社で制作スタッフ兼シナリオライターとして 勤務しながら、作品の制作と応募を繰り返す悶々とした日々…。 文芸社に担当編集者がおり、二度自費出版の申し出を頂くが、現在は検討中。 得意不得意はあまりなくオールマイティに面白そうなものを面白く書くことが好きです。ストックしている情報やアイデアが少ないので色々と見たり書いたりして行く中で自身のスペックもあげていければと思います。