小惑星衝突を回避せよ!NASA、捕獲計画発表!ロシア隕石分解の真相

  by なみたかし  Tags :  

 2013年2月15日、ロシアの都市チェリャビンスクの上空で重さ1万1000トンの隕石が爆発した。そのわずか16時間後には、それよりずっと大きな小惑星が地球のそばを通過した。

 小惑星の方は、わずか45m。こんなに小さな天体を、はるかな宇宙空間に捉えることができるのであるからすばらしい観測技術だ。しかし、なぜロシアの隕石は落下前にレーダーで捉えることができなかったのだろう?

 ロシア科学アカデミーの解析によれば、分解直前の隕石の推定される大きさは、直径は数mから15m。隕石の質量は10トン、落下速度は秒速15km(マッハ44)以上で、隕石が分解したのは高度30kmから50kmとされている。こうした地球に接近する小惑星の問題は最近なぜか増え続けている。

 ロシアの隕石には謎が多い。「事前に予想できなかったのは大きさが小さかったから」という説明で報道されているが本当にそうだろうか?また途中で分解したのはなぜなのだろうか?何者かの手によって分解された・・・という説もある。小惑星については、今後、人類の手でコントロールすることが衝突回避のために必要不可欠である。

 今回、米航空宇宙局(NASA)は、深宇宙の小惑星を見つけ出し、これを捕捉して地球の周辺まで持ち帰り、月の軌道に乗せる計画を明らかにした。

 小惑星の“捕獲”はロボット宇宙船によって行い、移動させた小惑星は有人探査の目的地とする計画で、さらには民間宇宙企業によって採鉱が行われる可能性もあるという。向こうから飛んでくるのを待つのではなく、こちらから捕獲しようという、ユニークナアイデアだ。今後起こりおうる、小惑星衝突を回避する決定版にもなるかもしれない。

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参考HP National Geographic news:NASA、小惑星捕獲計画発表 ザ・リバティWeb:ダークサイドムーン

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