イラン人科学者がタイムマシンを開発?

  by 香椎みるめ  Tags :  

イラン国営戦略的発明センターの責任者は、8年後までの未来が分かるタイムマシンを発明したと主張している。ただ、タイムマシンと言っても、私たちがイメージする四次元空間を行き来する乗り物ではなく、軽く触れることで未来を予測する装置だ。イギリス『テレグラフ』電子版が伝えている。

イラン国営戦略的発明センターの責任者を務めるAli Razeghiさん(27歳)は、既に179種類の発明品を生み出している。「The Aryayek Time Traveling Machine」と名付けたタイムマシンは10年前から構想していたそうだ。装置に軽く触れると、5~8年先までの未来が印刷される仕組みで、未来が分かる精度は98%とのこと。

イラン国営戦略的発明センターの発明ということで、イラン政府が重要な事柄を予測することも想定している。センター側は「他国との軍事衝突の可能性、他国通貨の変動、石油価格などを予測すれば、前もって困難への準備ができる」と説明している。

ただ、タイムマシンの詳細は公表されていない。大きさはコンピュータケースほどのサイズらしい(画像とは異なる)。「なぜプロトタイプをリリースしないのか」と尋ねられた発明者は以下のように答えている。「中国人がアイデアを盗むだろうから」。

画像: イギリス『テレグラフ』のページのキャプチャー
http://www.telegraph.co.uk/news/worldnews/middleeast/iran/9985757/Iranian-scientist-claims-to-have-invented-time-machine.html

香椎みるめ: フリーのライター、英日翻訳者、校閲者の三刀流。平成生まれ。性別は秘密。ウェブマガジン「GIGAMEN」で10年、計1890本以上の記事を執筆。サッカーの観戦記から始まった物書き屋は、「Yahoo!ニュース」や「ガジェット通信」に掲載された経験も活かしつつ、今は日本市場へ参入する海外企業の皆さんとタッグを組みながら、ありとあらゆる「文字を書くお仕事」をこなす日々。

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