新入社員のみさなんへ

  by ariyuki  Tags :  

英語力よりPC力

 4月から新入社員となられたみなさん、お疲れ様です。はじめての社会人ということもあり、この一週間は様々な「初体験」が多かったでしょう。
ひとつ肩の力をぬいて、この投稿を読んでいただければと思います。
 今回は社会人になるにあたり、何が必要となるかを書いて見ました。会社に入社して、あらゆる希望を胸に抱いているみなさんも1~3ヶ月後には配属され、仕事の内容が決定します。仕事の内容は業種について様々ですが、営業、経理、総務、人事、生産、開発などのカテゴリー分けがあるのが日本企業、外資系企業の共通点となっています。そのなかで希望に燃える皆さんですから、早く何かしらのスキルを欲しがっていたりすることでしょう。
 実はどの分野に行っても問われるスキルというのがあります。今回はこの投稿をお読みの方だけに特別にお教えしましょう。
 それは・・・PC力です!!!
 聞こえました。今、わたしの耳には聞こえましたとも。
 「そんなことぐらいわかってるよ、おっさん」という声が・・・・・。
では、皆さんが持っているPC力とはどういったものでしょうか。私の独断ではありますが下に書いてみました。

1.FacebookなどのSNSをやっている(すっげー人気あるよ。いいね!つきまくり)
2.LINEを使いこなしている。(スタンプもいっぱいあるよ。)
3.もちろん携帯はiPhone(UI最高!おしゃれでしょ。)
4.買い物は主にAmazonやzozotown(ネットで最安値で買わないのは情弱だろ。)
5.Twitterをやっている(毎日ツイートしてまーす。)

どうでしょうか。おおむねこんな感でしょうか・・・・。

あのな。上に書いた5つのスキル。仕事じゃつかえねーし、意味ね~から、マジで。

Facebookなんて実名でやるもんじゃないし(勝手に職場の写真とか載せんなよ。)、LINEだって職場でティンコンティンコンうるせーだけだし、iPhoneなんて会社支給の携帯と2台一緒に持たなきゃなんねーし、Amazonやzozotownなんかでモノ買ったら経費で落とせねーとか経理に言われるし、Twitterで毎日ツイートして会社の業績でもあがるんか?俺はSoftBankの孫さんじゃねーぞ。当のSoftBankの社員の人も「Twitterなくなんねーかな」って口でつぶやいてたし・・・。

と30overのおじさんの独り言でしたが、世の中は意外とこんなもんです。

「じゃあ、いったいどんなスキルが必要ナンスカ?」と思う君たちのために下に書いてみました。

1.Excelが使える。
2.Wordが使える。
3.PowerPointが使える。
4.Accessが使える。
5.スキャナー、コピー機が使える。
6.メールが送れる。
7.資料をPDF化できる。
8.FAXが送れる。
9.電話が取れる。
10.プリンター、FAXの紙詰まりを直したり、用紙の補給ができる

「前半はまだしも、後半はPCスキルですらねーよ」と思った方も多いと思いますが、日本企業では主にPCスキルとなっています。
(外資系企業は知りません。勤めたことないからね。)
 配属されて一番最初に降ってくる仕事は上司からの資料整理の依頼です。たまりにたまった資料を「君の今後のために、この部署の仕事内容を理解する良い機会なので・・・」とかなんとか甘い言葉(どうでも良い理由)でぶん投げられます。
 この時に「いやぁ、Excelとか無理なんすよね」とゆとり満開のセリフを吐こうものなら、次の日から社内ニート決定です。ここは要領よく処理していかないと出世も昇進も歓迎会すら無くなる可能性があります。いまからでも遅くないので本屋さん(Amazonでもいいと思うよ。自腹で買うんだし。)でExcel、Word、PowerPointのテキストを購入してトレーニングを始めて下さい。また、月曜日の朝一にプリンター、FAX、スキャナーの取扱説明書の所在を確認しておくと周りの見る目が変わります。
 はじめからなんでもできる人間なんていません。たくさん失敗して、恥をかき笑われてください。あの偉い社長さんもそうやって偉くなったんですから。
 あと、あなたが失敗したからといって会社が傾くこともありません。気にしないで結構です。ブツブツ言う奴は大抵、他の社員からも疎まれています。楽しく、大きく、のびのびと社会人生活を送ってください。
それでは皆さんのご健闘をお祈り申し上げます。

追伸:LINEって便利だね。楽しいからおじさん好きだな。(若い子と連絡とれるしね。)

九州の民間病院に務める32歳です。商社から病院の事務職に転職しました。キャリアや医療、建築まで様々な分野の記事を書きたくて応募しました。ブログやフェイスブックといったものはやったことがありません。もしよろしければなんでも書かせていただけると嬉しい限りです。よろしくおねがいします。