病院の内覧会はテーマパーク状態?! 最新医療施設を見学 豊川市民病院

  by 動画解放軍  Tags :  


市の広報誌に地元市民病院の内覧会なるイベントを開催すると書かれていました。病院といえば軍事産業の次にハイテク度が高いといわれている産業なので、興味をそそられ参加してきました。ただ、開業前の病院を見学するだけのイベントだからのんびりと写真でも撮りながら、暇そうなスタッフと話でもして時間でもつぶそうか? というノリでした。

下手な遊園地より混雑していた

まず、駐車場に入るまでに渋滞していました。何かの間違えか、誰かタレントでも来ているのかという勢いの渋滞です。何とか館内に入っても、タレントなどはいるわけもなく行列ができています。

セキュリティーと人の流れを整理するために、エレベーターのみの移動だったが、想定外の人数だったのか途中で階段室を開放するほどの混雑度。

見学者は地元の医療を真剣に考えている人が多い

私が予想していた見学者の層は、ハイテク好き、ガジェット好き、ギークやオタクの類を想定していました。しかし、期待は裏切られ、地元のことを純粋に気にしている人が多く、高齢者が多かったです。

また、雑談の内容から察すると、自分または身内が病院を利用している人が多くを占めていました。真剣に新しい病院がどのようになるのか? という重たい雑談が聞こえてきました。

さらに、医者の名札が掛けられているプレートの周りには多くの人が集まって、必死でメモを取っている光景もありました。

昔より自然に優しくなっている病院

冷たくて痛そうで怖いという病院のイメージを払拭する考えは昔から多かったですが、やりすぎな感じもありました。今回見学した病院は自然な感じがしました。フォトレビュー的に紹介していきます。


待合室などのあるフロアは解放感があるが、昔のような大げさな吹き抜けではない。


豊川市初の自動受付機で混雑解決! これは特に今では珍しくないので今回のレビューは右側の赤色のコンセント。これは“非常用電源コンセント”です。病院の中で最も強力にバックアップされているコンセントで命にかかわる装置が接続されます。入院する病室にも赤色のコンセントがありますが、決してゲーム機やシェーバーなど手持ちのガジェットをつないではいけないのです。


部屋の番号はプレートではなくドアに大きく書かれています。目が悪くても見ることが容易です。 室内はベージュで落ち着いていますが、病院らしさは残っています。


ヤマハの自動演奏ピアノ。BGMは録音された音源より生楽器が落ち着きます。


昇降リフト付きのベッド、乗り降り安さと診察の容易さが両立。


カルテの電子化に伴い、縦型のサブモニタが備え付けられる。モニターアームは壁に固定されているため、机周りがすっきりしています。でも、ここまでこだわっているのにPC本体が机の上に乗っているのが不思議です。暫定的なのか?


診察室にはお客さんが通る通路とは反対側に、スタッフ用の通路を設置。機材の搬入にここを使えば混雑を防ぐことができます。


採血、採尿などの受付機です。 これを操作すると採尿用のカップが出てきます。カップにはIDナンバーが振られます。


機能的な採血ブース。専用の机なので素早く安全に採血を行う事ができます。


採痰室! 痰を吐きだすためのブースです。防音室なので、気兼ねなく痰を吐くことができます。また、他人が痰を吐く嫌な音を聞く必要もありません。


X線テレビの装置です。 X線テレビとは動画版レントゲン写真です。


廊下の突当りは全面がガラス張りで解放感があります。


レントゲン写真の装置は天井から吊り下げられています。今は人を動かすのではなく、カメラを動かすスタイルで快適に撮影が可能。


乳がんを早期発見できるマンモグラフィー装置。この装置の特性上、内覧会以外では男性が見ることは難しいはず。


ポータブル型心電図の装置。


聴力室。防音室なので周りの騒音を受けずに精密測定が可能。


個室は医療用ベッドがなければ、ホテルっぽい作り。


病室のコンセントです。もし入院した時は絶対に“赤色”のコンセントは使わないでください。赤色は生命にかかわる装置のみを接続するコンセントです。ガジェットを使いたい場合は必ず“白色”のコンセントに接続すること。


この部屋は家族と面会するときに使う“デイルーム”です。集合部屋の病室だと他の患者に迷惑をかけますが、ここなら気兼ねなく話すことができます。


大部屋も従来の6人のスペースに4人という余裕を持たせています。


子供用病室のデザイン。 かわいくキツネなどの動物が描かれています。これで自分の部屋の場所が覚えやすくなります。


乳幼児用ベッドです。昔よりは実験器具っぽさが薄れています。


この部屋は“バースセンター”と呼ばれる出産施設です。分娩室とは違い、助産師が家庭でとりあげる方法で出産できる施設。作りはアットホームな感じで、キッチン、浴室とリビングを備えています。


これは典型的な分娩室。


陣痛が来たら入る“陣痛室”。子供部屋っぽい壁紙です。


手術室の時計、麻酔時間と手術経過時間が表示される。


手術前の手洗いを行う場所。全て手を触れずに操作できます。


手術室にあるコンピュータ類。手前のモニタは電子カルテ用。


普通のパソコンが手術室の机に固定されています。


リハビリ室は開放的なスポーツクラブのジムっぽい。


病院の怖さを出す演出として手術用ライトがありましたが、今は怖さを感じないデザインです。

病院も診療を始めたらプライバシーの問題などでじっくりと見学することもできません。是非、内覧会などのイベントがあれば参加するのが良いと思います。

豊川市民病院公式ページ
http://www.toyokawa-ch-aichi.jp/

豊川市民病院 新建屋 内覧会 – YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=VZHtreKscsE

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