伝書バトの帰巣本能の正体は?超低周波を感知する能力発見!

  by なみたかし  Tags :  


 伝書鳩は、カワラバト(ドバト)などのハトを飼い馴らし、ハトの帰巣本能を利用して遠隔地からハトにメッセージを持たせて届けさせる通信手段として使われる鳩のこと。

 レース鳩になると、飛翔能力と帰巣本能が優れ、1000km以上離れた地点から巣に戻ることができるといわれる。使い方としては、遠隔地へ伝書鳩を輸送し、脚に通信文を入れた小さな筒(現在ではアルミ製が多い)を付けて放鳩する。通常は200km以内での通信・運搬等に使われていた。

 1988年6月にフランスから英国へ向けて行われた国際伝書鳩レースは、たまたま強い磁気嵐が起きている日に行われてしまったので、放たれた5000羽の鳩のうち、2日後のレース終了までにゴールに到着したのはわずか5%程度、ほぼ全滅という悲惨な結果になってしまった。この事件をきっかけに磁場と鳩の帰巣能力の関係があきらかになった。

 磁気以外にも、日本では、1970年代を境に、鳩レースの平均帰還率は明らかな低下傾向を辿り、数千羽規模の登録レースでも、最終レースを待たず全滅することが各地で頻発している。原因の探求がされているものの、はっきりしたことはわかっていない。主に猛禽類の大増殖説・携帯電話の電磁波影響説(1990年代後半からいわれるようになってきた)・育種上外来種偏重かつスピード重視の改良が横行した結果の3つが言われている。

 今回、地球物理学者のジョン・ハグストラム(Jon Hagstrum)氏はこのほど、伝書バトの帰巣能力の謎を解く手がかりになるかもしれない研究を発表した。それによると、ハトは超低周波の音をたどって帰巣しており、この帰り道を“聞く”能力が狂うと迷ってしまうというのだ。

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参考HP National Geographic news:伝書鳩が迷子になる謎に新説

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