「ありがとう」は、やっぱり魔法の言葉

  by ベンジャミン  Tags :  

 普段何気なく使っている言葉の中でも、やはり「ありがとう」は特別な言葉のような気がします。言われて嬉しくて、言えた自分も褒めてあげたくなってしまう。そういう言葉は少ないものです。でも、だからといって「ありがとう」の連発は避けましょう。せっかくの気持ちが何となく色褪せてしまいます。そこで、効果的な「ありがとう」のシチュエーションを3つ選んでみました。

■すれちがいざまに「ありがとう」

いざかしこまって言うのは恥ずかしい。どういうタイミングで言えばいいの?という方におすすめなのがこのシチュエーション。目を合わせることも無いのでリラックスして言えますし、言われた方にとっては意外なタイミングでドキッとします。何となくわざとらしい感じがしてしまうと思っても、言えないよりは言えた方がいいですよね。

■面と向かって「ありがとう」

正直、噛んでしまってもいいくらいです。「あ、ありがとう!」と面と向かって言ってみましょう。気持ちがこもっていれば多少ぎこちない方がかえって響く言葉であるのも「ありがとう」の特徴かもしれません。そして何より言ったあとの相手の反応をしっかり確認できるので、好意を持っている相手ならなおさら面と向かって言いたいものですね。

■テクニカルな「ありがとう」

例えば相手から何か相談を受けたとき、本当なら相手の方から言ってもらうのが自然なのですが、そこを相手よりも早く「話してくれてありがとう」と伝えましょう。これは相手にとってもとても親切で、また気軽に声をかけてもらえたりする次につながる「ありがとう」です。相手にとっての自分の印象を良くすることもそうですが、本来なら言ってもらう側である自分から言えた「ありがとう」は、きっとあなた自身の気持ちの大きさも膨らませてくれます。

今回はこの3つのシチュエーションについてだけですが、他にももっとたくさんの場面があるはずです。忘れてならないのは「ありがとう」という言葉を使いこなすことではなくて、そう言える気持ちのゆとりを持っていることでしょうか。
そんな自分を意識できれば、周りから「ありがとう」と言われる機会も多くなるはず。

バレンタイン・ホワイトデーとイベントが続くこの時期に、自分に合った「ありがとう」を見つけておくと一足先に春が訪れることもあることでしょう。

はじめまして。と、いうよりも「始まりまして」と書いた方が正確かもしれません。そういう言葉の使い方も面白いのではと思うような性格なので、どうかご容赦ください。少しばかり自己紹介をさせていただくと「塾の講師」です。塾の講師をしている「詩人」です。日常が劇場のような出来事に溢れている現状を文章化していけたらと思っています。特に自分をカテゴライズしていないので雑食です(あえていうなら社会派)。何かのテーマについて書こうとすれば、10分400字以上の速度で書くことが身体に染み付いています。自分目線・他人目線のどちら側でも書くことがあるので、幽霊のようなところもありますが実在の人物です。

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