災害時に必要なものは何か

  by aoba  Tags :  

東日本大震災 避難所の様子

昨日12月7日、三陸沖で発生したM7.3の大きな地震。宮城県では津波警報が発令され、筆者が住む仙台市も一時騒然となりました。避難する車で街中が渋滞し、ガソリンスタンドにも長蛇の列ができました。気象庁によると、この地震は東日本大震災の余震であり、「今後1週間は震度4の余震に注意が必要」とのこと。まだまだ警戒が必要です。
 

災害における心構え

 
昨年の東日本大震災で被災した時には、前々日に震度5弱の前震が起きていたこともあり、事前に防災カバンを用意していました。しかし懐中電灯や携帯ラジオなど最低限の物しか準備していなかったので、その後の生活には非常に苦労しました。
 
防災用品といっても、実際にはいったい何が必要なのか?こればかりは経験がないと、判断するのは難しいかもしれません。それまでの常識がくつがえされ、想定外のことが次々に起こるのが大災害です。それらを予想して必要な物を準備するのは容易なことではありません。心配だからとあれこれ用意してみても、カバンが重すぎると避難する際に持ち運びが困難となり、荷物を捨てて逃げることになりかねません。
 

大震災の経験から分かった、災害時に必要なもの

 
昨年の被災体験から「これがあれば良かった」または「これがあって助かった」と思った物をご紹介します。
 

これがあれば良かった

 
・部屋の中に靴を置く
 
震災直後は家具が倒れて部屋中がめちゃくちゃになり、食器やガラスの破片も散乱していました。絶え間ない余震の中、怪我しないように玄関まで行くのは一苦労でした。部屋の中にも靴を用意しておくべきです。
 

これがあって助かった

 
・携帯電話の充電器
 
避難所へ向かう際、乾電池で動く充電器を持って行きました。通話やメールは回線が繋がらず無理でしたが、ワンセグなら見ることができました。充電が減るので少ししか見ませんでしたが、その時いったい何が起きていたのかある程度把握することはできました。
 
被災地では停電のため、多くの方が津波被害の惨状を知らずにいました。ラジオは主に安否確認や避難所の情報を伝えていたので、災害の全体像が分からなかったのです。有事の際に必要な情報を確保することは非常に重要だと痛感しました。
 
・毛布
 
あの日は雪が降り、屋内でも非常に寒かったです。避難所では大勢の方がコートを着込んだまま寒さに震えていました。私は毛布を持っていったおかげで、なんとかしのぐことができました。
 
・お薬手帳
 
著者は持病を抱えているので、いつも飲んでいる薬と共にお薬手帳を持って行きました。
 
津波でカルテが流されてしまった病院もありました。そんな時お薬手帳があれば、他の病院でもすぐに薬を処方してもらえます。お薬手帳からそれまでの病歴を判断できるので、非常時にも適切な処置を受けることができます。
 

家族構成やライフスタイルによって、必要なものは違う

 
赤ちゃんがいる家庭では紙オムツ粉ミルク、犬や猫がいる家庭ではペットフードを忘れずに。また、女性の方は生理用品を多めに準備しておきましょう。避難所ではこれらの救援物資が非常に重宝されていました。
 

備えあれば憂いなし

 
災害がいつ起こるのか、その予測は不可能です。だからこそ警戒を怠らず、これからも災害対策を万全にしていきたいもの。緊急の事態に備えて、ぜひ防災カバンを用意しましょう。

被災地の復興を応援しています。