0歳でも登録できる『comm』の認められない年齢って一体何歳なんだ!?

  by Keiko Kuriyama  Tags :  

スマホの普及とともに拡大している無料電話アプリ『LINE』。スタンプ機能をもったメッセンジャーアプリがうけてますますその市場は拡大している。

『カカオトーク』へはヤフーが資本参加を発表し、DeNAが『comm』をリリース。その後もNTTインベストメント・パートナーズが『Cubie』への投資を発表したり、このジャンルの動きがあわただしくなってきた。

しかし、拡大するにつれて問題点もある。

たとえば、電話帳の内容がこれらのアプリ運営社のサーバーにアップされるボタンは、わかりやすく表示されているのに対し、一度アップした電話帳の中身を削除する方法が「退会」でしか用意されていない。

また、アプリを削除するとそのデータがすべて消去できるアプリと違い、きちんと「退会」手続きをしないと、データがサーバーに残ってしまう。このアプリを削除しただけではデータが削除できないということのアナウンスは、はたして十分にされているのだろうか?

更に、各社の利用規約には14歳以下の子どもの利用には親の同意が必要というくだりが見られる。しかし、登録時に、14歳以下の子どもの利用に親の同意が必要というメッセージは書かれていない。

試しに実名登録を前提にしている『comm』で登録手続きをしてみよう。『comm』の利用規約には、「当社が定める年齢に達しない方は、入会できません」とハッキリと書かれている。

登録時に生年月日を入力する手順があるのだが、生年月日を「2012年11月10日」してみた。つまり「0歳」と設定。

さずがにはじかれるよね…と思ったら

0歳でも登録できてしまうのだが、『comm』の運営会社DeNAが定める「年齢に達しない方」というのは、一体何歳なんだ?

電話帳の中身を扱う同種のアプリの中でも『comm』は実名登録を推奨しているだけに、ここに条件分岐のプログラムがあって当然だと思うが。規約に定めることとの統一性はとらなくていいのだろうか?

登録時に年齢を偽れば、それは何のハードルにもならないかもしれないが、今のままでは中学生が利用するには親の同意が必要なアプリであるという認識さえも、ない。せめても登録時の告知はしてほしい。

ネットではすでに、この手のアプリが出会い系に使われているような書き込みが多数存在する。規制までいかなくても、登録時にトースト(通知機能)などでアナウンスすることはすぐにできるはずだ。ぜひとも制作会社には検討してほしいと思う。