ウォーキングは体にいい! その1

  by 羽野 緑  Tags :  

夏も盛りを過ぎて、少しずつ暑さも和らいできた今日この頃。特に朝晩はめっきり涼しくなって、これを機に健康のためにウォーキングでも始めてみようかと考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

最近は、マラソンがブームとなっていることもあって、朝早くや仕事を終えた夜にトレーニングしているランナーや、中高年のご夫婦が仲良くウォーキングされている姿を見ることも珍しくなくなりました。

特にウォーキングは、特別な施設や技術を必要としないので、スポーツの経験が無い方でも気軽に始められる運動としておすすめです。

ウォーキングによる運動効果は大きく2つあります。
まず1つは、有酸素性能力の向上。有酸素性能力とは、肺から酸素たくさん取り込み、それを心臓が体中に供給する能力のことです。有酸素性能力が改善・向上すると、少し運動しただけで息が切れるといったことがなくなります。
もう1つは筋力の向上です。正しい姿勢で歩くことで、下半身の大きな筋肉はもちろんのこと、体を支える体幹の筋、インナーマッスルにも刺激が加わります。

つまり、ウォーキングは、体に大きな負荷をかけずに全身の筋を効果的にトレーニングすることができるのです。心肺機能と筋力が向上すれば、基礎代謝が良くなるので脂肪は燃焼しやすくなり、メタボリックシンドロームの予防にも効果的です。
 さぁ、あなたもウォーキングで内面から美しくなりませんか?

運動・スポーツ科学に関連する分野を専門にしています。様々な情報が飛び交う現代社会の中で、その情報を受け取るだけでなく、発信するライターという職に興味があったので応募させていただきました。また、たくさんの記事を読むことで自らの専門分野以外にも、幅広い知識を身につけられるよう勉強していきたいと考えています。