1分で分かる!ストレスに負けないセルフカウンセリングの心得

  by 浅川クラゲ  Tags :  

1998年の統計で初めて日本人の自殺者が3万人を超えた。以来14年連続で自殺者数は3万人を超え続けている。他殺の数は1998年の808人をピークに毎年減少を続け、2011年には409人にまで減っているにも関わらず自殺者の数は減る様子を見せない。今の日本では他人よりも自分に殺される割合の方が何倍も高いのである。

自殺の2大原因には経済的な問題と健康問題が挙げられるが、いずれにしても背景にあるストレスの存在を見逃すことはできないだろう。

自殺には到らないまでも、ストレスを抱え続けることによって心身の健康を損なうことは充分に考えられる。ここではストレスに負けないために1分で実行できるストレス対処方法を紹介したい。

変えられないものは受け入れる。

あなたのストレスになっている原因を思い返してみてほしい。変えようもない出来事に対して自分からイライラしてストレスを作っている事はないだろうか。

例えば仕事に向かうとき、赤信号の連続で足止めをくってしまいイライラした経験はないだろうか。しかし、同じ足止めでも道路が目の前で崩壊して前に進みようがなくなったら赤信号ほどはイライラしないのではないだろうか。これは、道路が崩壊した場合には「前に進めないと」いう事実を変えようがないという認識が働くからである。言い換えると変えようがない事実を受け入れている状態である。

イライラする場面に遭遇した時には、変えられないケースであれば変えようとせずに受け入れるという対処が必要である。

変えられるものであればストレス回路を発見し、遮断する

他にも忙しい時に話かけられるとイライラしてしまうことはないだろうか。この場合は忙しい時に話しかけられる=自分のやらなければいけないことに集中できないからストレスになる。というストレス回路が出来上がっているからである。事実としては話かけられているだけなのに自分からイライラをつくっているのである。

イライラする出来事に遭遇したら、自分の中でイライラを発生させる回路ができあがっていないか思い返してみると良いだろう。「イライラを発生させる状況」に気づくだけでもストレスは軽減される。そしてイライラを起こす原因が忙しい時に話しかけられる状況であれば「申し訳ないけど、今は忙しいから後にしてくれる」とお願いしてストレス回路を遮断できるようになれば、不必要なイライラは減るだろう。

ストレスは外からの刺激によって起きる場合が多いが、ストレスを大きくするのも小さくするのも自分の認識次第と考えることができればストレスに対する耐性は大きく変わってくるはずである。

浅川クラゲと申します。大学にて臨床心理学を専攻。登録販売者やカウンセラーの資格を利用して本業(面接官)の傍ら、クスリやサプリメント、心理学に関する雑文やサブカルチャーに関する記事を細々と書いております。