大阪・裏天満に「肉」の名店が続々誕生!このムーブメントを味わい逃すな

ビール大瓶380円の立ち飲みからエスニック、バル、割烹、レストラン……ありとあらゆるジャンルの飲食店がひしめく大阪・天満

中でも天神橋筋商店街東側の裏天満と呼ばれるエリアはひときわ人気のお店が集まることで知られている。

今その裏天満に新しいムーブメントが生まれつつある。

それは“肉”

さほど広くない裏天満の地に、いま肉専門店の開店ラッシュが起きているのだ。

今回、関西の芸能界ではけっこう食通で知られる中将タカノリが仲間を連れてその模様を調査してきた。

まずうかがったのは3月1日にオープンした『薪焼きジビエバル YAMAGOYA(ヤマゴヤ)』

その名の通りロッジ風の店内で鹿、猪などのジビエ料理を味わおうというコンセプトのお店。

クセや臭いが強いと敬遠されがちなジビエ肉だからこそ品質と調理法にこだわり、本当の魅力を引き出すことに努めているそうだ。

こちらを訪れたら外してほしくないのが鹿、猪、フォアグラなどの『燻製の盛り合わせ』

料理に合わせて豊富に揃えられたワインや甘みたっぷりの特製サングリアを片手についばめばこれまで体験したことのない口内のマリアージュが楽しめる。

あと、こちらの”薪焼き”の神髄を味わうなら『串焼き5種盛り』。

薪焼きは表面をカリッとクリスピーに、余分な臭いは飛ばしつつも中は瑞々しく旨みを残してジューシーに仕上げる調理法だ。

盛り合わせの中にはジビエが苦手な人に向けてか牛ハラミやタンも含まれるがやはり猪バラ、鹿ロースが絶品。

心地よくほどける肉の繊維感と言い、甘く深みのある脂のうまみと言い他にない美味しさだ。

鳥も意外に凄い。

最近食べた鶏料理の中でも5本の指に入るジューシーさと味の乗り。

「肉食べに来て鳥なんて……」

と思われる方もあるかもしれないが、ここは一つだまされたと思って口にしてほしい。

薪焼きジビエバル YAMAGOYA……単なる物珍しさだけの店ではなく本物の肉料理を追求する名店と言える。

一緒に来た仲間たちからも

「子供のころ祖父が狩猟で獲ってきたジビエ肉よりはるかに癖が無くておいしいです 」(古澤恵子さん ファッション・スタイリスト)

「臭みも脂っこさもなくて普通に美味しいお肉としていただけました。北海道出身で話にはよく聞いていたのでうれしい初体験でした」(秋葉令奈さん アイドル)

など興奮ぎみのコメントが集まっていた。

薪焼きジビエバル YAMAGOYA(ヤマゴヤ)

所在地:大阪市北区池田町7-1 サンプラザ天満ビル
定休日:なし
営業時間:(月~金)18:00~23:30、(土・日・祝)16:00~翌2:00

続いて訪れたのは3月20日にオープンした『北新地はらみ天満店』

なんと薪焼きジビエバル YAMAGOYAのお隣だ。

2017年7月に北新地本店がオープンした際にも取材にうかがったが、こちらにはこちらのオリジナルメニューがあり本店とはまた別の楽しみ方ができるらしい。

高級ハラミ肉を堪能できる専門店が大阪にオープン! 人生で一度は行きたい『北新地はらみ』(http://getnews.jp/archives/1849365)

まず前菜として供されたのは『ハラミユッケ風トリュフ添え』『ハラミとトリュフのスプーン』

イタリアン出身のオーナーのこだわりが溢れる大胆かつ繊細、ゴージャスな味わいの珍味だ。

ちなみにスプーンの方はこの一口が600円。

吉野家の牛丼特盛よりお高い一口なのだ。

値段で良し悪しが決まるわけではないがこれは確実に美味しい。

飲みに行く前の同伴、リッチにキメたいデートにはうってつけじゃなかろうか。

前菜をワインで押し流しほろ酔い気分になった頃に

『特上タン10mm厚切り』

『黒毛和牛 幻のハラミ』

にドカッと攻め込む。

タンはまったくクセのない新鮮さで、厚切りゆえのもっちりした歯触り、濃厚なうまみを存分に楽しめる。

レア、ミディアム、ウェルダンと焼き加減によっても味わいの違いがあるのでお食べになる際はよく覚えておいてほしい。

そしてハラミ。

一頭の牛からわずか数キロしか取れないというこの希少部位を惜しげもなく贅沢に切り出し、丹念にじっくり焼き上げ最後にブランデーをフランベして仕上げる。

そしてさらに高級卵『龍の卵』と山盛りのトリュフをからめて口に運ぶと……

あとは読者のみなさんのご想像にお任せしたい。

ただ一言言えるのは

「うまい」

この美食の嵐に同行の仲間たちは感激しきりだった。

「美味しすぎて失神しそうでした!演出も楽しいし、はらみさんは仕事の接待にもデートにもうってつけのお店だと思います。」(角南妙さん 実業家)

「ホルモンとは思えない洗練された味にびっくりしました。お肉以外のキムチやナムルにも一つ一つこだわりを感じます。」(ジルさん グルメインフルエンサー)

北新地はらみ天満店

所在地:大阪市北区池田町7-1 サンプラザ天満ビル
定休日:なし
営業時間:17:00~24:00(ラストオーダー23:00)

この他にも裏天満にはさまざまな肉料理のニューウェーブが到来しているが、今回ご紹介した2店は失敗のない超オススメスポットだ。

関西の方はもちろん、大阪を訪れる旅行者の方も話のネタにぜひ一度味わいに行ってほしい。

※『薪焼きジビエバルYAMAGOYA(ヤマゴヤ)』取材ではオカノアキラさん(音楽プロデューサー、声優)、古澤恵子さん、秋葉令奈さん、HIROMICKS(ミュージシャン)、『北新地はらみ天満店』取材では角南妙さん、古澤恵子さん、ジルさんにご協力いただきました。

中将タカノリ

■シンガーソングライター、音楽・芸能評論家 ■奈良県奈良市出身 ■1984年3月8日生まれ ■関西学院大学文学部日本文学科中退 2005年、加賀テツヤ(ザ・リンド&リンダース)の薦めで芸能活動をスタート。 歌謡曲をフィーチャーした音楽性が注目され数々の楽曲提供、音楽プロデュースを手がける。代表曲に「雨にうたれて」、「女ごころ」(小林真に提供)など。 2012年からは音楽評論家としても活動。さまざまなメディアを通じて音楽、芸能について紹介、解説している。

ウェブサイト: 【公式サイト】 http://www.chujyo-takanori.com/ 【公式ブログ "夜はきままに"】 http://blog.chujyo-takanori.com/

Twitter: chujyo_takanori

Facebook: takanori.chujyo