台湾大会で見事日本一に! 美女17ライバー“あーるちゃん”を直撃「少しだけ、自分が好きになれた」

去る2月某日、いま話題の配信アプリ「17 Live(イチナナ)」のライバーたちによる世界戦の最終決戦、「春酒パーティ2018」が台湾で開催! 世界のトップライバーを目指して、台湾、香港、日本のライバーたちが一堂に介して一斉にライブ配信を行うという、一大イベントだ。日本代表としては20名の17 LIVERが参加したが、強力な世界のライバルを押しのけ、世界トップライバーのトップ5に見事、あーるちゃんさんがランクイン! 興奮冷めやらぬ会場で、配信を始めてまだ2か月という彼女に記念のインタビューをしたよ!

――このたびは世界トップライバーのトップ5ランクイン、おめでとうございます! いまの心境はいかがですか?
 
まさかわたしみたいな人間が……という心境です(笑)! 今まで自分の人生の中にはいろいろな波があって、いつも自分を否定することしか考えていなかったのですが、これほどまわりの方たちに愛されて、支えられて、応援していただいているということが、自分の中で凄すぎる事実としてはっきりして、本当にびっくりしているところです。

――日本代表のトップでもありますからね!
 
本当に驚いています。もしかしたら、この日のために生まれてきたのかな? と思うほどの出来事でした。

――今回は17 Live発祥の地、台湾での世界大会! 台湾の17 LIVERも大勢いるなかでの参加はいかがでしたか?
 
すごいスケールが大きくて、規模が全然違いますよね。その異空間の中に自分がいて、今ここに立っているのかって……。でも、今はそう感じますが、大会中はずっと配信していたので、それに集中していました。イチナナでのライブ配信そのものを初めて、まだ2か月くらいなのですが、毎日ずっとリスナーさんと一緒にいるので、家族がそばにいてくれた感じでした。だから終始、落ち着いてはいましたね。でも、すごい規模ですよね(笑)。

――なにしろ個人戦ランキングNo.1プライズは、ヘリコプターですらかね! ゲットしたら、どうするつもりでしたか?
 
それみんなで言ってたんですよ! どうしようって(笑)。免許ないし、置くとこないし、維持費払えないし(笑)。

――そもそも、どうしてライバーになろうと思ったのですか?
 
友だちがイチナナでライブ配信をしていることをSNSに投稿していて、それで興味を持って調べて、その存在を知りました。みんな楽しそうに配信をしていたので、わたしもやってみようかなと。

――人前に出ることは抵抗なかったですか?
 
それはないのですが、基本的にはひきこもり体質なんです。だから、みんなの力で外に出してもらった感じです。変わりたいとかそういう願望はなく、ずっと自分自身のことが嫌いで、嫌いで、否定し続けた25年間だったので、これほどまでにみんなに愛され、応援していただけるとは思っていなかったので、今後はもっと自分を大切にしようと思いました。

――こうしてトップに入って、考え方も変わったかもしれないですね!
 
そうですね。今回、少しだけですが、自分のことが好きになれた大会でした。
いろいろなことを毎日考えていて、なかなか答えが出るものではないけれど、この世界大会は、結果が目に見えてわかって、そこに今回自分が生まれてきた意味や生きてきた意味、自分自身というもの、存在意義について、すごくよく考えることができました。

――イチナナ ライブは、もう自分の居場所みたいな?
 
いやもう、全てです! わたしのすべてになりました! みんなは家族で、自分の一部みたいな存在ですね。

――こうなった今、次の目標は?
 
目標は特になくて、ますますみんなと一緒にいたい場所という想いが強くなりました。わたしってポンコツなんですが、そのポンコツで廃人という部分、そういうスタンスはこれからも変わらず、みんなと一緒にいたいです。いろいろな出会いと別れが今までありましたが、もう別れたくないし、ずっと皆と一緒に生きていたい場所になりました。
 
――今日はありがとうございました! おめでとうございます!

17 LIVE | あーるちゃん
https://17.live/profile/333253

ときたたかし

映画とディズニー・パークスが専門のフリーライター。「映画生活(現:ぴあ映画生活)」の初代編集長を経て、現在は年間延べ250人ほどの俳優・監督へのインタビューと、世界のディズニーリゾートを追いかける日々。主な出演作として故・水野晴郎氏がライフワークとしていた反戦娯楽作『シベリア超特急5』(05)(本人役、“大滝功”名義でクレジット)、『トランスフォーマー/リベンジ』(09)(特典映像「ベイさんとの1日」)など。instagram→@takashi.tokita_tokyo