【禁断潜入】テレビ取材NGの京都祇園高級割烹ではどんな料理が出されているか!

  by 丸野裕行  Tags :  

どうも、どうも!
京都で有名なダメなやつ、裏社会ライターの丸野裕行でっす!

みなさんは、晩御飯を食べに行って、目ん玉が飛び出るほどの請求書が届いたことがありますか?
私はいつものことなので、借金まみれで、鼻汁すら出ない状態なのですが、京都で超高級店が揃っているエリアといえば、京都祇園でございますね!ね!

抹茶スイーツやラーメン店、ドラッグストアや安価なチェーン店が増え、祇園も高級なイメージが薄れてきたとはいえども、何年も修業をした職人が素材の味と美しさを際限なく引き出す料理の数々を出す、一見さんお断りの名店はございます。

いやはや、そんなお店に間違ってちょっとでも足を踏み入れようものなら、
「なにやってるんどす! おまはん、ナメとるんどすか! この村から出ていっておくれどす!」
と、どやしつけられること必至!

今回は、祇園で村八分にされている私めが、テレビ取材をずっと断り続ける高級店ではどんなお高い料理がだされているのかをリポートしたいと思います。

店にいる人々がすでに金持ちそう

そのお店は、京都祇園の真ん中に位置する、名だたる会社の社長さんや芸能関係者、マスコミ関係など錚々たるメンバーがお忍びでやってくる高級京懐石店でした。

まあ私なんかは、半分ホームレスみたいなものですから、正面から入っていいものかどうか考えあぐねて、もう3年経ってしまったわけなんですが、お世話になっている社長さんに連れて行ってもらえることになりまして、まぁご相伴に与かることになったわけであります。

社長のベンツっていうんですか? あんまり知らないんですが、SクラスのAMGのね。あのスリーポイントスターのマークが運転席から見えるやつね。その鉄の塊で、お店近くの駐車場へ乗りつけるわけでありますよ。

歩いてお店まで行ったんですけれども、まぁああいうところってどうやって入ったらいいのかわからんし、名前が小さく書いてあるんですよね。壁にコガネムシがついているみたいな。

社長は、堂々とお店の人に「おうっ」と手をちょいと挙げながら入っていくわけなんですが、私なんかはもうボロボロの野犬みたいに濡れそぼった感じで後に続きます。

店内は、白木のカウンターがしつらえてあり、お寿司屋さんみたいです。でもよく見るといたるところに高そうな欄間がはめ込まれていて、おそらくこの費用も料理の値段に乗っけられていますね。カウンター内には、偉い雰囲気がにじみ出ている料理長と職人さんが3名。すっきりと片付いた調理場です。

撮影禁止ということで、これ見よがしにカメラを振り回して粗暴なことなんてしようものなら、えらい目に遭いそう。でも、まぁ、しかしあれですよ、白木のカウンターなんかに座っている人たちがもうすでに金持ちそうだもん。おそらく湯船に万札を張って入浴してますよ、絶対。

聞き耳を立てていると、内容が「銀行の頭取がどうの…」とか「あそこのビルは今なら売りに出てる」とか、もうどう考えても宇宙の会話です。宇宙興業です。私たちがいつもしているような「あの野草は食べられる」とか「たくあん一切れでどんぶり飯2杯半はいける」とか「カマキリってすごい敵意むき出しだよね」とかいう会話は絶対したことないはずです。

そのまま、奥の落ち着いた雰囲気の個室へと通されます。

メニューはない!いい食材が入っていると言い出す料理長!

みなさん知らないと思いますけど、飲み放題とか枝豆とかないんですよ、これが! 驚きますよね、ホントに。とりあえずビールをいただきますが、値段は書いてありません。それから、料理長が木の箱に入った食材を持ってきて、こうのたまいました。

「今日は、いい但馬牛が入っているので、すっぽんのお出汁でしゃぶしゃぶされませんか? 干鮑もいいのが入ってますし、間人から蟹も入ってます」

「うん、任せるわ。ワシ、刺身はいらんからちょっと蟹出して。こいつには、刺身も出してやってな」

「はい。かしこまりました、〇〇社長」

「うん」

なんだい、この大人の会話は! 和〇や鳥〇族にはない食材ばかりが登場しているよ! しかもむこうから提案してくるって! なんだよ! 但馬牛をすっぽんエキスに浸したら精力ついちゃうじゃん! もう他界しているのに!

祇園高級店!禁断の料理がこれだ!

それからは、先付から椀物、向付(刺身)、鉢魚(焼き物)、強肴(煮物)、止め肴(酢の物)、食事(ご飯・味噌汁・香の物)、水菓子(果物)と続く…。

先付の濃厚おつまみ感

お造りは金目鯛とうに

サービスで鮑の天ぷらがでてくる、過激風俗のような過剰サービスぶり

フォアグラのグリル出てきた。ねっとり感が過激風俗嬢のサービスのようだ

鯛の唐揚げ、鱗が立っている

例の死んだ但馬牛が精力をつけてしまい、欲求を持て余してまうやつ

薄切りになっているくせに精力ムンムン

〆の十割そば。塩でいくのがいいみたい

総括です。
やっぱりうまいです。
みなさんがお忍びでくるのがわかりますし、私みたいにダニのような文章書く人間でも、
その味は非常においしゅうございます。

■店舗情報(詳細)
店名:秘密
ジャンル:和食、割烹、京料理
予約・お問い合わせ:秘密
予約可否:秘密
住所:秘密
交通手段:京都市営地下鉄「三条京阪」駅徒歩だいぶ、阪急京都線「四条」駅下車徒歩でちょっと
営業時間:秘密
定休日:秘密
予算:[夜]¥25,000~¥50,000
支払い方法:カード可(VISA、MASTER、JCB)
席数:わからない(カウンターと個室が3つ)
個室:あり
貸切:可
禁煙・喫煙:スパスパ
駐車場:無
空間・設備:高級感満点 
利用シーン:会合や接待、同伴っぽい
電話番号:秘密

今後も取材NG店やなかなか食べることができない『はだしのゲン』に出ていた赤犬の肉など、口にできないもののリポートをしていきたいなぁ~なんて思っちゃったりしちゃったりしています。

それではまた!
過激記事でお会いしましょう!

丸野裕行

丸野裕行(まるのひろゆき) 1976年11月9日京都生まれ。 小説家、脚本家、フリーライター、映画プロデューサー、株式会社オトコノアジト代表取締役。作家として様々な書籍や雑誌に寄稿。発禁処分の著書『木屋町DARUMA』を遠藤憲一主演で映画化。『初めての不動産投資マガジン』などのポータルサイト編集長、タレントとしてテレビ・ラジオ・トークイベントなど活動。地元京都のコラム掲載誌『京都夜本』配布中! 次回作に「純喫茶関東刑務所前」、「六軒町ラブドール」「童貞保護区域指定01号」、「屠殺場、地獄絵図ヲ描ク。」がある。

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