【セクマイエッセイ】百合嫁の日常19 自殺予防週間のポスターを自作してみた。

画像は厚生労働省サイトより http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/shougaishahukushi/jisatsu/index.html

自殺予備軍が怒る自殺予防ポスター

厚生労働省のサイトには自殺予防週間ポスターがあります。(自殺予防週間は9/10~9/16)
■ 自殺予防週間ポスター(PDF) http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-12200000-Shakaiengokyokushougaihokenfukushibu/170707-1.pdf

これをみた私の友達が「なんだこれは!」ととても怒っていました。
「自殺がしたいぐらい絶望している人が呆れてしまうようなポスターじゃないか!」と。
私はポスターを見て「うーん、確かに高校生当時の自分が見たら、目に全く止まらないというか、スルーしてしまうな」と思いました。

別の友達に聞いたら「自殺予防ポスターなら、変な綺麗事が書いてないポスターがいいなぁ」と言ってました。

変な綺麗事……。もしやこのポスターには変な綺麗事イメージが満載なのでは!? と思ったのです。

私は何度も自殺未遂をしています。
セクシャルマイノリティーのカップルとして生きるには、本当に何度もなんども「死」という大波が襲ってきます。大波に飲み込まれては偶然、浜辺に打ち上げられている……そんな人生です。

そして私達カップルは出会って今年で30年目。
何度も大波にさらわれそうになりながら、なんとか生き延びてきました。

だから若いセクシャルマイノリティーにも生き延びて欲しいと私は思いました。

でも……厚生労働省が作る、自殺しそうな人に訴えかけないこのポスターってどうなの? と疑問に思ったのです。

自分ならどういう自殺予防週間のポスターを作るかしら。

こんな感じ?

そこで私は考えました。

自殺未遂を繰り返す人も、孤独な人も大勢いる。
でも国の作ったポスターは「自殺しそうな自分向け」じゃない。
だったら自分で自分向け自殺予防週間ポスターを作ればいいんじゃないの? と。

厚生労働省サイトの利用規約を読んでみました。

http://www.mhlw.go.jp/chosakuken

改変に必要なのは元の出展アドレスを載せるだけ。

というわけで

■ 自殺予防週間ポスター(PDF)を加工して作成。
http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-12200000-Shakaiengokyokushougaihokenfukushibu/170707-1.pdf
この■の一文(アドレスを含む)が必須文字。

☆ こころの健康相談統一ダイヤル
(相談対応日・時間は都道府県によって異なります)
0570-064-556
☆ 支援情報検索サイト
http://shienjoho.go.jp/
☆ よりそいホットライン (24時間対応)
電話番号 0120-279-338 FAX 03-3868-3811
☆ 厚生労働省 自殺総合対策推進センター http://jssc.ncnp.go.jp/index.php
厚生労働省 いのちつなぐ(厚生労働省 自殺対策推進室)
https://www.facebook.com/inochi.tsunagu.mhlw/
☆ 9/10~9/16は自殺予防週間です。

これら☆の情報を入れながら、今、自殺したい人や、昔、自殺未遂をした人が自分で『自殺予防週間ポスター』を作ってみる。

LINEやFacebookやTwitterやpixivやInstagramなどで皆と共有してみる。

死にたい自分と誰かが交わっていく。
自分の気持ちを書いた先に、共感する死にたい魂がいるかもしれない。

そんなふうに思いました。

今、自殺したいライターさん、今、泣いているデザイナーさん。
そして……今、辛いあなた。

自分が作ったポスターで、自分を救ってみませんか?

ハッシュタグ #自作自殺予防週間ポスター

コミックエッセイ『ゆりにん レズビアンカップル妊活奮闘記』(ぶんか社 藤間紫苑 江川広実)、PCゲーム『人形の匣~愛のディテール』、ドリンク擬人化『伊藤君と円先輩』執筆。得意分野セクシャルマイノリティー。百合・BL。

ウェブサイト: http://www.fujimashion.com/

Twitter: fujima77