【世界のYouTuber】砲弾を飛ばす“コカ・コーラ”の豆大砲! 身近な材料から意外なものを製作するDIYチャンネル『The Q』

  by 澤田 真一  Tags :  

DIY関係のYouTuberは、やっぱり注目されやすい。

そりゃそうだ。だって、「目に見えてすごいもの」を作っちまうんだもの。人間の発想ってのは百花繚乱というか無限大というか、世界の誰ひとりとして思いつかなんだものをこしらえる職人というのがたまにYouTubeに出現する。そういう人はお世辞抜きで、本当にすごい。

今回ご紹介するYouTubeチャンネル『The Q』も、DIY動画で世界中の人々をあっと言わせている。

スイカでスイカジュースディスペンサーを作る

しっかし、毎日暑いよなぁまったく。

いや、暑いのは別にいいんだ。問題は日本の夏は湿気が多いこと。以前夏のモンゴルに行ったことがあるんだけど、あそこは35度越える中でも乾燥してるんだ。だから長袖の服を着てたほうが、日除けになってむしろ便利だったり。

正直、日本の夏のほうが水分摂取量が多くなる。それも、ただの水じゃダメなんだよ。汗と一緒に栄養も流れちまってるからね。

というわけで、果物から直接作ったジュースを特製ディスペンサーで飲もう。

このディスペンサー、なかなかお洒落でしょ? 何たって、本物のスイカをそのまま使ってるんだから。

作り方は割と簡単、要は果肉を掻き回してジュースを作り、それと同時に蛇口を取り付ける。蛇口の栓を捻れば、本物のスイカジュースが出てくるっつー寸法だ。

コカ・コーラで豆大砲

もうひとつ、今度はコカ・コーラの缶を使った工作をご紹介。

コカ・コーラは今や世界のどこに行ってもある商品だ。だからコカ・コーラの空き缶なんて、その辺に腐るほど転がってる。

それを活かさない手はない。さあ工作だ!

まずは空き缶のアルミを切り出して、ひとつの筒にする。ただしその際、アルミを何枚も重ねて肉厚にするのが重要だ。そんでもって筒の片側の穴を塞ぎ、導火線をくっつけて、台車に取り付け、火薬を入れ、弾を込める。そう、これはれっきとした大砲だ。

豆サイズだけど、ちゃんと砲弾飛ばせるんだぞ! アルミ缶くらいぶち抜いちまうんだ。ほら、こんな風に。

コカ・コーラの缶でナポレオニックな豆大砲を作ることができる。これって、ちょっとした発見じゃないか? あ、だからって花火の火薬くり抜いたりして真似しちゃダメよ。

マッチ棒でF1カー

こんな感じで、The QはいろんなDIYに挑戦している。

「DIY」という単語に、明確な定義はない。マッチ棒で作る金閣寺から自家製ロケットまで、それは結局「DIY」の一言で収まっちまうんだよな。あとは製作者の発想の問題で、要するに発想さえ持っていればどんな人でもいろんなものをこしらえることができるというわけだ。

最後にご紹介するのは、マッチ棒で組み上げたF1カー。これがなかなか手ぇ込んでるんだ。よく作ったもんだよなぁ、と心底思う。

ただ、苦労して作ったものを最後に点火して燃やしちまうってのはどうなんだ? せっかくなんだから、ガラスケースに入れて展示すりゃいいのに。

あ、でもそんなことしたら、何かのはずみで燃えちゃったりするのか。どうもこの動画も、火気厳禁のものが多い気が……。

【参考・動画】
How to Make Watermelon Juice Dispenser-YouTube[リンク
How to Make Powerful Cannon from Coca Cola-YouTube[リンク
How to Make Amazing F1 Racing Car from Matches Without Glue-YouTube[リンク

澤田 真一

フリーライター。澤田オフィス代表。主にASEAN経済情報などを各メディアで手がける。

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