トランプ大統領が各国首脳と握手で戦う格ゲー風動画『American Hand Fighter II』 シンゾーVSトランプの日米対決ではシンゾー惨敗

ドナルド・トランプ大統領はアメリカメディアには嫌われているようですが、インターネットというバーチャル空間ではいじられキャラとして世界中で大人気です。大統領就任後、一番最初に会談した安倍晋三首相との握手以降、各国の首脳と会談する際に交わす独特の握手は格好のネタとなるようで、毎回ニュースとして取り上げられます。そんなトランプ大統領の握手をネタにした格闘ゲーム風動画サイトが登場しました。『American Hand Fighter II』という格闘ゲーム風に加工した『YouTube』動画のリンク集です。

『American Hand Fighter II』 [リンク]

サイトにアクセスすると、アメリカ国旗で使用されている赤、白、青の3色と使った、『ストリートファイターII』っぽいタイトルとスタートボタンが表示されます。スタートをクリックすると対戦相手の選択画面に切り替わります。対戦相手は8か国のようですが、日本以外はロックがかかっています。どうやら勝ち抜くことでロックが解除されていくっぽいです。

Creatives Against Contradictions [リンク]

ただ、試合中に画面右下に表示される『YouTube』ロゴをクリックすると『YouTube』の該当ページへと移動するので、チャンネル名のCreatives Against Contradictionsをクリックすれば見たい試合を選択することも可能です。

それでは日米対決を見ることにしましょう。数秒のロード時間の後、「READY SHAKE」の掛け声と共にシンゾーVSトランプの日米対決スタート。体力ゲージが表示され、ゲージを早く黄色にした方が勝者となるようです。

早速、トランプ大統領の“POWER SLAP”が炸裂。

続いて“WRIST SNAP”でたたみかけます。

“STRONG PULL”でタイムボーナスをゲットし、再度“WRIST SNAP”からの“POWER SLAP”でフィニッシュ。

シンゾーの惨敗という結果になりました。シンゾー、よわっ!

再選、おっとミスタイプしてしまいました。“再選”ではなくトランプとの“再戦”を希望していると言われるシンゾーですが、最近の国内試合ではモリトモやカケといった相手に苦戦続き、マユコの暴言に足を引っ張られたりして、ファンからの支持率と共に往年の強さも失いつつあります。再戦が実現したとしてもさらに一方的な試合展開となりそうで、シンゾーには一抹の不安が残ります。

2戦目はトルコのエルドアン(大統領)が相手ですが、トランプがその実力をいかんなく発揮して、10秒くらいで文字通り秒殺。

3戦目はドイツのメルケル(首相)が登場。なぜだか理由はわかりませんが、レフェリーが再三“SHAKE”と促すものの最後まで握手することなく引き分けに終わりました。

4戦目はNATO(北大西洋条約機構)加盟国の一つ、モンテネグロのマルコビッチ(首相)とのボーナスラウンド。9万9000点のボーナスゲットです。

5戦目はタジキスタンのラフモン(大統領)に序盤から必殺技”POWER PULL”で攻め込まれますが、これが決定的な有効打にならず、からくもトランプが勝利。

6戦目はフランスのマクロン(大統領)との一戦。にらみ合いの中、かなり均衡した勝負となりましたが僅差でトランプ勝利となりました。

7戦目はスロベニア出身のメラニア(大統領夫人)とのボーナスラウンドです。手をつなごうとしましたが拒否されボーナスポイントは1万点のみ。

最終戦は難敵、カナダのトルドー(首相)との決戦です。 “REVERSE ARM GRAB”~“POWER GRIP”~“SEXY MAN”の3連コンボが決まりトルドーの圧勝です。

最後には「YOU’RE A LOSER!(この負け犬め!)」と強烈な一言。制作者は結局トランプにこれが言いたかったんでしょうね。

ゲームオーバーとなった後はエンドロールまで流れていくのですが、その中でも「ALL COVFEFE PROTECTED」と、トランプがツイートした意味不明の謎の言葉「covfefe」を使ってます。最後までお茶目です。脳科学者の茂木健一郎氏の言う「権力者に批評の目を向けた笑い」とはこういうことなんでしょうね。

※画像:『YouTube』より引用

自由人