ゴッホの『星月夜』×ジブリや任天堂キャラの絶妙なミスマッチ ニューヨーク在住の女性画家による話題の絵画 

ゴッホの代表作の一つに『星月夜(The Starry Night)』という風景画があります。インパストという絵の具を厚く盛り上げて描いていくテクニックが特徴的な油絵で、ニューヨーク近代美術館の永久コレクションとしても知られています。

ニューヨーク在住の女性画家、Aja Trier氏が描いた『星月夜』風の背景にジブリのトトロやカオナシ、『ゼルダ』のリンク、『スーパーマリオ』のノコノコやパックンフラワー、ポケモン、スヌーピー、スポンジボブなどのキャラクターを描きこんだ『Starry Night』という絵画シリーズが海外で話題になっています。日本人にもおなじみのキャラクターが描かれているということでご本人に色々と話を聞いてみました。


なぜこういう発想が生まれたのかという問いに対し、同氏は「もともとのきっかけは私が描いた『星月夜』風のエッフェル塔の絵でした。あるブログがゴッホの絵として掲載したのです。私の描いた絵だと証明するためにゴッホが亡くなったのが1890年、エッフェル塔が完成したのが1889年なのでゴッホが描けるわけがないと何度も説明しました。ゴッホは死ぬ間際には南フランスにいたので、パリのエッフェル塔を見ることができたかどうかも非常に疑問です。この疑問が私に、ゴッホは他に何を見ることができなかったのだろうだろうという発想を与えてくれました」と答えてくれました。

「このことがきっかけで『星月夜』風の背景に、ゴッホが見ることのなかった万里の長城、ストーンヘンジ、ギザのピラミッド、ゴールデン・ゲート・ブリッジなどの建造物を描くようになりました。その後、やはりゴッホが見ることができなかった現代のキャラクターを描くようになったのは自然の流れです」と同氏は説明してくれました。

アーティストが自分の作品を直販できる『Etsy』というサイトで136点の『Starry Night』シリーズを閲覧及び購入することが可能です。価格帯は数千円台が中心と手頃感のあるものとなっています。ジブリや任天堂キャラが描かれた作品を購入した日本人はいたかという質問を投げてみたところ、「残念ですが、いまだに一人もいません」とのこと。それでもこれまでに「原画はすぐに買い手がつくので売却済ですが、コピーのほうは数千点売れました」ということなので、話題になっているだけでなく人気があるのも間違いないようです。

桜が散ったばかりで芸術の秋はまだ先ですが、日本の人気キャラとゴッホ風アートのコラボに興味があれば同氏の公式サイトやEtsyをのぞいてみてはいかがでしょう。

※ソースと画像引用:
『星月夜』(パブリック・ドメイン)
Aja Trier氏作品は本人の許諾を得て掲載
https://www.sagittariusgallery.com/[リンク]
https://www.etsy.com/jp/people/sagittariusgallery[リンク]

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