全人類よ、the twenties熱に浮かされてみよ

バンドホームページより

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私の大好きなバンド、the twentiesについて昨日ちょっとだけ、すこーしだけ触れました。

その記事を読んでtwentiesを聴いてくださった方がいらっしゃったようなので…twentiesについて少し書かせてもらいます。

私が生活の「ほぼ」を賭けるtwenties。

はっきり言って売れておりません。

もっと売れていんやないすか?

と思うんですがtwentiesは売れてませんし、売れそうな気配もありません。

売れないのにかっこいいし、かっこいいのに売れないもんだから大阪のイベント「天才売れない奴ら」なるイベントに出演したりするみたいです。
ただの売れないバンドではなく「天才」ですからね。
天才見逃す手はないんじゃないの?

なんでだろうね?なんで??なんで?知らないから?
みんなが知らんけんか??
そう思ってここにこうして勝手にオススメしたい思いの丈を記事にしようと思った次第なんです。

とりあえずtwentiesがどんなバンドか知っていただきたい!

というわけでざっくりご紹介いたします。

・大分県出身の4人組
・エレクトリックロックバンド(全て人力なりけり)
・東京で活動中だが関西遠征がなぜか東京より多い
・哀愁漂うのに踊れ〼。
・詩が中原中也みたいでもあり、与謝野晶子みたいでもある
・ライブに行ったらCD聴くよりも善い毒が気持ちよく回る
・twentiesのサウンドは友達にも家族にも恋人にも先生にもなってくれる

こんな感じです。
わかりにくいですね、当たり前でしょ、筆舌に尽くしがたい良さなんですから。

じゃあどんな人にオススメか?

・毎朝死にてぇとか思う人
・友達全然いない人
・人に優しくされたい人
・吾輩はクズであると思う人
・むしゃくしゃし過ぎて通り魔になりそうな人

こういう人にはピッタリだと思います。
何故ならボーカルのタカイさんの書く詩からこんな感じの優しいやさグレと「いいんやで」感をバリバリ感じるからです。
ライブに行ってtwenties音頭で踊ることがオーディエンスがタカイさんを抱きしめる唯一の方法なんではないかと思います。

これが私の勝手な想像であったとしても、とりあえずtwentiesの皆さんはライブに来てくれる人たちを猛愛してくれるはずなんで大丈夫です。

とりあえず明日台湾でライブあるみたいなんで興味ある人は台湾に飛んでください。
場所は漢字ばっかだったんでよく分かりませんがtwentiesのホームページ見たら頭のいい人は分かるかも知れません。

それは嘘です。今からは到底無理です。
行けるなら私が行っています。


というわけでMVとライブ動画並べとくので比べて見てください、とりあえず。

本当はテメエで調べろ、テメエが見たいものはテメエで探せ、足を運べ、それが愛や!興味や!とか思うけど
私が勝手に薦めてるだけなので謙虚な気持ちで載っけさせてもらいます。
見なきゃ何も始まりませんので見てください。
見なきゃ私に呪われると思って後生ですから見てください。

これでtwentiesのライブの生の痛いほどの刺激が想像出来ない人はリア充なんだと思います。
彼ピッピやスイーツ彼女とディズニーランドにでも行って、チュロスでも食っててください。

ちょっと!ちょっとちょっと!スゴイの来たで!と思った人は是非ライブに行って欲しい。

直近の都内ライブとしては、来月12日に吉祥寺STAR PINE'Sでのライブがありますので興味が湧いたらチェックしてみると金運が上がると思います。
100円拾うかもねってぐらいのレベルですが、そんなもん無くてもチェック・エン・ゴーするべきです。

the twenties officialwebsite↓↓↓
http://thetwenties.info/

私だって上京したばっかで土地勘一切ないから頑張ってGoogleマップという水先案内人頼りで行くんで、
初めてのライブハウス!ここどこ!って人もホームページで確認して、勝手に調べて、勝手に予約して行ってください。

そして自分の目でどんなステージか確認して、ステージには収まりきらない、目には見えないけれど熱い何かを持って帰って欲しい。

毎日死にたいとか思いながらしたくもない仕事してストレス溜まってる人とかはこういう所で踊ってビール呑んでウキウキしながら帰ってさっさと寝た方がいいんじゃないすか〜?どうすか〜?

ちなみにライブ会場限定盤のシングルCD2枚発売中です。

『LET IT DIE』(2016.7.29発売)
『3-4-22』(2016.9.23発売)

ライブ会場でしか買えませんので、要チェックです。
というかtwentiesのライブの味を知った人だからこそ聴いたらグッとくる2枚だと思います。

the twentiesはいつも自由で、オーディエンスにも自由に楽しんでくれって声を大にして言ってると思うんです。
いや、言ってないけど、言ってるように聞こえるんです、というかもうそれが聞こえちゃヤバイ声だったとしても私はそう信じ込んでます。

エレクトリックと言いつつも優しくて切ない彼らの音楽は酸素カプセルより明日への希望と活力くれますんで。

かく言う私もクズの中のクズで、クソの役にも立たん社会のゴミではありますが、twentiesに、彼らの曲に励まされて慰められて、それでいいんやけんな、っていうメッセージをもらってる気がしてなんとか生存権得てる気になってるんです。
胡散臭い心理カウンセラーよりよっぽど優秀ですよ。

twentiesのライブに行くとね、いつもルビースパークスという映画を思い出すんですよ。
情けないけど温かい、温かいのに寂しくて切ない、それなのにそこはかとなく笑える、そして奥の奥に愛を感じる。
またきっと必ず手を握って離さない温かみに出会えるはずだって根拠なく思える。
優しい泣き笑いがこんなに似合うバンド他にあるのかな。

いつかご本人たちにいろいろと聞いて記事にしたいっすね、ライブレポさせてもらいたいですね。
そんな日が来るようにクズ・女子シングル日本代表のワタクシもthe twentiesを心の燃料に頑張ります。

それでは次回の記事もお楽しみに。

…楽しみじゃなくても楽しみそうな顔をしておくのがマナーです、どうぞよろしく。

タツキヨコヌマ

タツキヨコヌマ 1991.10.12生まれ 山口県出身。 ライター。 寺山修司、江戸川乱歩、ボリス・ヴィアンフリーク。 主にインディーズバンドの記事を執筆。

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