SULLY

  by Yukie Shibasaki  Tags :  

SULLY」を観てきた。
監督・クリント・イーストウッド、主演・トム・ハンクス。 これだけでもすごいのだが、内容がニューヨークで起きた航空機事故、という実話。 これで興奮しない洋画ファンはいないだろう。

サリー機長は偉業を成し遂げたのに、副機長・クルー・乗客・管制室・救助隊のことを第一に称えていた。 そこがまた立派だなと思った。 映画の中では機長が「川に着水したのは間違いだったのか」と揺らいでいる場面もあったが、彼らのために自らを鼓舞し、NTSB(国家運輸安全委員会)と闘ったのだろう。 NTSBはストーカーのようだった。 どうしても“墜落”したことにしたい感じで。 ・・・まぁ追及することが彼らの仕事なんだろうケド。(笑)
川への着水は難しいそうなので、正に奇跡。 “全員生存”というのがまたスゴイ。 近くに沿岸警備船がいたのもラッキーなことだ。

バードストライクを回避する手立てはないのだろうか?  自分の乗った飛行機がバードストライクに遭ったら・・・と考えると恐ろしくなる。 バードの嫌がる超音波を飛行機から発して近くに来させない、とかは?(笑)

トム・ハンクスは最近“使命を帯びた人物”の役が多いような。 本作がそうだし、「キャプテン・フィリップス」とか「ブリッジ・オブ・スパイ」とかもそうだ。 ハンクスは名優だが、本作の演技は特に良かった。 アカデミー賞主演男優賞にノミネートされるのかな!?

副機長役でアーロン・エッカートが出ていたのも嬉しい。 彼を観るとつい大統領役を思い浮かべてしまうケド。

乗客でゴルフに行くという父子+甥の3人組は、最初は何か喧しいな(笑)と思ったが、離れてしまった父子が電話しているシーンで感動した。 父役のクリストファー・カリーのことを調べたら、「トランスフォーマー/リベンジ」に出ていた!  ・・・今一思い出せないので、トランスフォーマー役・声だけの出演かしら。

“ハドソン川の奇跡”を撮ろうと思ったイーストウッド監督の映画人魂に感服した。 
「アメリカン・スナイパー」も「ジャージー・ボーイズ」も「J・エドガー」も、どれも素晴らしい作品。 昔のイーストウッド出演・監督作も観ていきたい。

映画史に残る、感動作だった。

追記:2012年のデンゼル・ワシントン主演の「フライト」は“ハドソン川の奇跡”事件を元に作られたのかな?  そう思ってしまうような点が節々あったので。 まァいいんだけど。(笑)

Yukie Shibasaki

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